優柔不断で決断力がない。
そんな自分に悩んでいませんか?
でも、ちょっと待って。
そもそも、決断力が必要なことって、本当にやりたいこと?
「この話にはどうも気が乗らない」とか「この人はどうも信用できない気がする」とか「なぜかあの人に急に会いたくなった」などと感じたことがありませんか。そうした自分の直観を無視しないでください。心の中で本当に感じていることに注意をはらいましょう。何も感じられなければ、感じられるまで決断を延ばすのです。待っていれば、いずれ何かを感じます。
「ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある」
結婚、仕事、日常での決定事……
本当にやりたいですか?
やりたくないなら、ゴロゴロしてていい。
そこには、立派な理由があるのです。

やりたくないんだニャ
さっさと決断しないのはよくない。効率が悪いし、生産性が低く、グズだ、と世の中は私たちに思い込ませてきました。
しかし決心をぐずぐず先に延ばすのは、ものごとの進行過程においてすこぶる自然で必要なことです。
Contents
決断できないなら、やめてしまおう!
潜在意識に妥協はない
潜在意識が間違うことはありません。あなたの中にしぶる気持ちがあったり、どうも気が乗らない場合、それは潜在意識からのメッセージなのです。
潜在意識は妥協を知りません。喜んでするか、抵抗するかのどちらかです。
潜在意識は、間違えない。
潜在意識に、妥協はない。
要するに、自分を信じればいい。
喜んでするか、抵抗するかの二択
喜んでするとき、決断力は必要ありません。
抵抗するとき、決断をする必要はありません。
要は、どんなときも、決断は必要ないのです。
まだ行動のときではない
ぐずぐずするのは、「時機が来ていないから待て」または「まだ行動のときではない」というメッセージが潜在意識から送られてきたからです。
するべきことをしないでいると、怠けてヤル気がないように傍目には見えるでしょう。けれども本当の理由は、行動するために必要な情報や準備がととのっていないからなのです。
グズグズして、決められない時。
理由は単純。
今は、「時ではない」のです。
決断力の問題ではない。
チャンスなんて、いりません。
しぶる気持ちを、無視してはいけない
私が過去に失敗した恋愛や結婚を見ても、自分の中にしぶる気持ちがあったのに、その気持ちを無視したことがいけなかったと反省しています。
離婚経験のある人に理由を聞くと、多くの人が、同じことを言います。
「最初から違和感はあった」と。
しぶる気持ち、潜在意識は正しいのです。
先延ばし、大歓迎!
ヤル気が起きないときには、ぐずぐずしてかまいません。どんどん先に延ばしましょう。
そんなときは、ちょっと休む必要があるのかもしれません。自分の気持ちをさぐる必要があるのです。
「頑張って」、決断
「無理して」、 決断
その時点で、不自然ですね。
ちょっとくらい休んでも、いいのではないでしょうか。

グズグズ、大好きニャ
仕事も人も、向こうからやってくる
自分の多面的な面をすべて生かして自分らしく生きているときにはじめて、理想の仕事や理想のパートナーが向こうからやってくるのです。
それは突然、思いもかけない形であなたの人生に姿を現します。
イライラは、「自分らしくない」というサイン
自分を抑えつづけ、まわりの意向にしたがって多くの妥協をしてきた人は、「喜びのない、このつまらない人生から抜け出る道はない」と絶望しているのではないでしょうか。
誤った考えにしばられていると、大らかさも情熱も独創性も失ってしまいます。
長い間、自分を抑え続けてきませんでしたか?
やりたいことがあっても、相手を気にして譲ってきた。
何か言っても黙ってなさいと叱られた。
やる気の出ないことも頑張って決断してきた。
そういうことを繰り返すうちに、情熱や愛情を、持ちにくくなってしまうのです。
自分を見失うだけでなく、メンタル面でもひずみが出てしまいます。

ハートが沈んでいく……
無感動で不満ばかり、楽しくない
誤った社会通念にもとづいた生き方をしている人は、イライラしたり、怒りっぽかったり、無感動だったり、何となく不満だったり、毎日の生活が満たされず楽しくありません。
ハートが、下へと追いやられてるからです。
自分の生き方に問題があるのです。
そしてそれは、思い込まされてるもの。
自分じゃないので手放してしまいましょう。
ワクワクしていれば、仕事は探さなくていい
仕事を探さないでください。それよりも、自分の生来のワクワクに根ざした生活を築くようにしてください。ワクワクに没頭した生活を送ってみてください。
自分のワクワクと関係のある場所や、分かち合える人々と多くの時間を過ごし、ありのままの自分を出せる人々とつき合うようにしてください。
まずは自分の生活をワクワク基準にする。
場所も人も、自分の好きなもので満たしていく。
そうしたとき、必要な物も人も向こうからやってくるというのです。
仕事もパートナーも、自然とめぐり会う
本当の自分を尊重し、生かす生活をしていれば、いつの間にか自然と自分にふさわしい仕事にめぐり会い、自分にぴったり合う伴侶にめぐり会います。まるで磁石の力で引き寄せられてくるようです。
無慈悲なチャンスなら、いらない
よく、チャンスが生かせないとか、チャンスを見逃したとか言いますが、それより、こう言ってしまいましょう。
逃げるチャンスなんて、チャンスじゃない!!
そんなに無慈悲なチャンス、いらなくないですか?
見逃して正解です。
「あのとき、もっとああしていたら……」
それは、むしろ、チャンスのほうにこそ思ってほしいことです。
「あのとき、あなたをつかんでいたら……」と。
それくらい、自信もって生きましょうよってことです。
チャンスをつかめなかったらどうしようかと、ビクビクするのではなく。
ワクワクしてればいい。
そんなとき、きっと、向こうから来てくれます。
ふわっふわの天使のように優しくしてくれるチャンスが。

ハートが飛び上がることを!
ワクワク100%で!
人やできごとをぐんぐん自分のまわりに引きつけるシナジー効果が起こるのは、すべてのワクワクを実行しているときだけです。
自分にできる範囲で小さな一歩を踏み出しているときだけです。ワクワクの九十五パーセントしか実行していなかったら、シナジー効果は生まれません。
シナジーの奇跡的なパワーは、ワクワクを百パーセント実行し、自分を百パーセント生かしているときだけに起こります。
「相乗効果」という意味。
空回りの反対です。
やることなすこと、すべてが相乗効果を生み出し、良いことが掛け算されていく。
相乗効果のためには、全てのワクワクを実行すること
好きな仕事をしているつもりなのだが、どうも楽しくないという人の中には、仕事以外の面で興味やワクワクを生かしていなかったり家庭生活や自分自身をおろそかにしたりしている場合が多いようです。
ワクワクをすべて生かしていないと、好きな仕事までつまらなくなりますし、生活のバランスが取れていないと、好きな仕事にも影響が出てきます。
仕事のために家庭を犠牲にするとか。
家庭のために好きなことをあきらめるとか。
勉強のために遊びは控えるとか。
そんな、何かを犠牲にするものではなく。
やりたいこと全てに対し、一歩を踏み出す
そうすると、信じられない勢いで相乗効果が生まれる。

生活にバランスを
誰の声を聞こうとしているのか
決断力が必要って、誰が言ったの?
「おまえは何でも考えすぎるんだよ。考えてるだけ、時間のムダだ」 と父は言うのです。
そう、それは親が言ったこと。
自分の言葉じゃありません。
決断力がないなんて、そもそも子どもは悩みません。
子どもはグズグズが大好きです。
周囲は、あなたの幸せには関心がない
グズグズする人を見るのがイヤなだけ。
見ててイライラするから。
パソコンの処理中にでる、これと同じ。
イライラしてきますよね。
待たせればいい
パソコン側からしたら、処理が終わらないんだから、しょうがないわけです。
周囲は待つしかありません。
本人も待つしかありません。
待たせておけば、いいのです。
無理やり動かそうとすると、バグってしまって、かえって遅くなります。
「速い」「遅い」の基準は、自分でしかない
1日で決めたら速い?
数時間で決める人には遅いです。
数時間で決めたら速い?
数分で決める人には遅いです。
だから、自分の時間で動きましょう。
期待に応える人生は、不幸である
自分のワクワクを無視して、世間やまわりの人たちの期待に沿った生き方をしていると、そうした偽りの姿に合った仕事や人間しか引き寄せられてきません。
世間の声に負けて、頑張って決断をしてしまうと、人生はおかしくなります。
本当は決めたくなかったのに。
ワクワクもしてなかったのに。
「決断力だ!」と思って突っ走ってしまった。
それ、偽りの自分ですね。
いつか必ず、ボロが出ます。
我慢する生き方からは喜びは生まれない
ワクワクを押し殺した生き方には無理があって、いつかどこかで爆発します。我慢する生き方からは喜びは生まれません。
だから、決断なんてしない。
ワクワクすることだけでいい。
自分のしていることが正しい
父の言う通りにしようと思い、行動する前に考える癖をやめようと努力しました。しかし父が死んだあと、それが自分を苦しめてきたことに気づきました。自分のしてきたことは正しいとわかったのです。
あとから必ずわかります。
自分のやり方でよかったと。
なぜなら、人それぞれ、やり方が違うから。
自分は、自分のやり方で。
他人は、他人のやり方で。
他人の言葉を気にするのは、100%、ムダ!
人は、不安になると、自分の声を無視する
理屈で、頭で、あれこれ考え、一般的に良さそうなものを選ぶ。
その基準は……
世間体を考えるとこうで、一般的にこっちで、無難なもの。
「決断力が必要だ」という世間の声。
決断力が必要なのは、あなたではありませんね。
世間なのです。
気が乗らないのに、無理するのはやめましょう。

ゴロゴロしたいニャ
自分を責めない
さっと決断したり行動したりできないからといって、自分を責めないでください。まわりから非難されてもあせらないように。
心の準備ができていなかったり、自分の気持ちがはっきりしないときに、無理にやらせようとする世間のプレッシャーに、どうか負けないで
決断力がないと悩む原因は、世間からのプレッシャーです。
それによって、自分を責めてしまうのです。
あなたは本当は、悩んでいません。
悩む必要もありません。
世間の声に惑わされてるだけ。
自分の声に、もっと耳を傾けましょう。
世間の声に、耳をそむけましょう。
潜在意識は、妥協しない。
だけど、世間の声には、妥協する。
本末転倒です。
脳は、何かを察知するのです。
人知を超えています。
自分の声を聞く
心の中に小さな声があり、あなたが耳を傾けさえすれば、多くのことを教えてくれます。何がほしいか、何をすべきで何をすべきでないか、どこに行きたいか、なぜそうしたいか、いつ始めるべきか、どんなペースでどうやって進むべきか、などを教えてくれます。
すばらしいではありませんか。この声に常に耳を傾ける習慣をつけましょう。
答えを知っているのは他人ではありません。
自分です。
気乗りしない、ヤル気にならない、なんとなく心が抵抗する。
とっても大事な、自分の声。
直観に導かれて進む
喜怒哀楽の感情は問題を起こしがちですので、混同しないでください。
私はあらゆる瞬間に(今、この瞬間にも)自分の直観に耳を傾けるようにしています。今どんな気がするか。どうしたいのか。直観は何を伝えようとしているか。 この結果、私は自分の決断に自信がつき、今ではまわりの人たちの言動に左右されません。直観に導かれて進んでいく人生は、以前に比べて多くの成果をもたらしています。
直観は、自分からの大切なメッセージ。
直観を客観的に眺めて、親友のように接してみよう。
あなたにとって大切なことを教えてくれるはずです。
ささいな行動でいい
どんなにささいな行動であっても、なんらかの行動があればそれで充分です。プレッシャーを感じたら、その一歩はあなたにとって大きすぎたということです。気楽にできる範囲まで、行動を細かく分けましょう。
大人の魅力って、「日常の小さな出来事に、どれだけ喜べるか」だと思います。
子どものように、毎日遊べるわけじゃない。
若者のようにチヤホヤされるでもない。
ヒジョーに地味で、平凡な日々が続きます。
地味で平凡で、当たり前の日常から、楽しみを見つけられる人こそが成熟した人です。
決断力は必要ない
何が自分をワクワクさせるのかを悟ったとたん、人は決断を先に延ばしたり、自分の夢に抵抗したり反抗したり、夢を否定したりしなくなります。そんな態度は取れなくなってしまうのです。
だからこそ。
決断力は必要ないのです。
「決断力だ」なんて言う前に、決断してしまっているから。
まとめ
- 決断できないなら、やめてしまおう
- 先延ばし、大歓迎!
- チャンスは向こうからやってくる
- イライラは、「自分らしくない」というサイン
- 期待に応えようとすると、我慢した生き方になる
- 世間の声なんて、聞かなくていい
- 自分の心の声に従おう
- 決断力なんてなくても、決断できる
「チャンスの神様には前髪しかない」という言葉がありますが。
これって、ギリシャ神話の話だってこと、知ってましたか?
ただの神話です。
なとなく、乗り気がしないとき。
怠けているわけでも、決断力がないわけでも、ありません。
行動したくないのです。
行動する必要がないのです。
神話よりも、自分の心の声を信じたほうが、いいのではないでしょうか。
そういえば、百獣の王・ライオンも、一日の大半はゴロゴロしてるそうです。

僕らもネコなんだニャ
百獣の王も、エネルギー不足のときは無理せずゴロゴロしてるんです。
だから、そんなに焦らなくてもいいですね。
英雄も、休むときは休みます。
ということで。
- 無理して決断しようと、してないだろうか?
- やらなくてもいいことなのでは?
- ワクワクすること、すべて実行できているだろうか?
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参考図書
やる気がしないなら、休もう
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