ネガティブなままでいい。無理をするなら、それはポジティブではない。

すっごく心細いがピタリとやむ

ポジティブ思考の発祥は、自己啓発本。自己啓発本は、外向型を重視します。楽観主義をほめたたえます。信じすぎると疲弊しますね。

 

苦しいなら、ネガティブなままのほうがいいかも?

 

ネガティブはポジティブにはなれない。

無理してポジティブなフリをするなら、それはもはや、ポジティブではない。

もっと、ネガティブな自分を大切にしていこう。

この本には、「いわゆる世間のやり方」とは、逆のことが書かれていました。

それが何だか、妙に落ち着く。

 

世間の方法に合わせるのではなく、ネガティブにはネガティブのやり方を大事にしていいのかもしれない。

そう感じた本です。

 

「『すっごく心細い』がピタリとやむ!」
by 竹内成彦

気になるなら、大いに気にしよう

「気にしないほうがいい」「考えすぎだよ」

 

そんなアドバイスを聞くことはないでしょうか。

だけど、そのアドバイスをもらっても、不安が増すだけ。

 

「気にしすぎる自分はダメなんだ?」

「考えすぎるから、上手くいかないんだ?」

 

そう思うと、どんどんダメな方向にいくし、どんどん上手くいかなくなる。

とっても逆効果。

 

この本では、「気になるなら気にしよう」と言われています。

 

トルストイの経験談で、幼い頃、シロクマのことを考えちゃダメと言われて、悩んでしまったという話があります。

考えちゃダメと言われると、どんどん考えてしまう。

なぜ、考えちゃうのだろう?と、ものすごく悩んでしまったというのです。

 

○○しちゃダメ!って言われると、ますます、その行為をしたくなる。

 

人間の心理って、そういうもの。

だから、「気にしないほうがいい」「考えないほうがいい」と言われて解決するわけがない。

 

気になるなら、気にしよう。

気にしちゃダメと言われたら、どんどん気になるのが人の常。

結局は、気になるのです。

気にするしかないですね。

目標は、声に出して宣言しなくてもいい

「目標は、声に出して宣言してしまったほうがいい」

「人に話すと、現実になる」

 

そんな話も、よく聞きます。

だけど、話せば話すほどプレッシャーになってしまって、できなくなるときがある。

 

そんなときは、プロに話してみよう。

聞いてもらうなら、プロに聞いてもらおう。

 

周りの人に聞いてもらうのは、かえって逆効果になる。

いろいろ言われて、かえって混乱してしまうからです。

 

宣言することが逆効果になる人は、しないほうがいい。

そう書いてあって、ひと安心です。

全員が全員、その方法が良いというわけではない。

思い切って、世間の方法を無視してみよう。

 

コツは、目標を紙に書いて、それをときおり、ボンヤリ眺めることです。「やるぞ!」と心の中で宣言する必要はありません。

 

宣言しなきゃ!って思うと、なぜか、無理してる気もします。

だから、ボーッと眺めているだけでいい。

静かに、心ゆったりと。

脳は賢いので、それだけでもちゃんと、自分の目標を認識してくれるそうです。

ちなみに、感謝日記というのも、ネガティブな人にはあまり効果がないようです。

それは、「超ストレス解消法」という本にも書いてありました。

脳は、それがウソだということも見抜いているからです。

ムリヤリ感謝するよりも、自分の素直な気持ちを吐き出してしまったほうが良いようです。

宣言をするのも、感謝日記を書くのも、もともとポジティブな人に効果があるということです。

引き寄せの法則は信じなくてもいい。結局は運で決まること

いたるところで、「引き寄せ」という言葉を聞きます。

だけど、その言葉も実は、落ち込みを与える原因にもなります。

 

「自分は引き寄せられないんだ…」

 

そう思ってしまうから。

そんな人は、「引き寄せの法則」を無理して信じなくてもいいそうです。

 

 

「たまたま、運が悪かっただけ」

 

そのほうが、よっぽど心が落ち着く。じゃあ、しょうがないなと思える。

引き寄せにこだわると、執着が生まれてしまうのです。

「引き寄せの法則」で上手くいく人というのもやはり、もともとがポジティブな人。

ポジティブに考えられないなら、「ただの運だ」と思って、スルーしてしまおう。

 

「チャンスの神様には前髪しかない」という話もありますよね。

来たときにバシッとつかまないと、過ぎたあとでは、もうつかめないと。

だけど、そんな無慈悲なチャンスなら、チャンスじゃないのかもしれません。

ちょっとモタモタしてただけで過ぎていくチャンスなら、チャンスではない。

もっと優しいチャンスをつかめばいい。

よくぞ、このチャンスをつかめたなぁと思うこともありますが、そういうときも、必死につかんだわけじゃないはずです。

気づいたら手の中にあったという感覚。

本物のチャンスは、向こうから手の中におさまってくれるもの。

だから、自分の行動力がなかったからだなんて、思わなくてもいいんじゃないかなと思います。

人生を楽しもうよ?~人生って、苦しいものです

お釈迦様が言っています。人生は四苦八苦だと。

四苦八苦とは、仏教用語です。

 

人生には、4つの苦しみと、8つの苦しみがある。

4つの苦しみとは「生老病死(しょうろうびょうし)」

「生」も苦しみだというのです。生まれてきたこと自体が「苦」であると。

だから、人生って苦しいもの。

楽しめない自分がオカシイわけじゃない。

 

「もっと人生を楽しみなよ」

「楽しまなきゃ損だよ」

 

それも、もともとがポジティブな人の言う意見なのかもしれません。

苦しくていい。

逆に、ちょっと楽しいことがあったら、奇跡のように喜べそうです。

SNSでの、フォロワー○人達成!って何が大事?

小学生の頃、「友達100人できるかな」と言われ続け、その幻想がいまだに続いているように思います。

友達は多いほうがいい。

FacebookやTwitterのフォロワー数が少ないと、やけに恥ずかしくなってしまう。

みんな必死で、フォロワー○人目標!とか、○人達成!とか言っている。

やりたい人はやればいいけれど、やりたくない人はやらなくてもいいですよね。

 

「友達が多い人が幸せだ」という、無言のプレッシャーです。

興味がなければ、しょうがない。

 

先日、ある小学校に講演会に行ったとき、校長室に飾ってあった校訓を見て、ちょっと胸が息苦しくなりました。
そこには、「みんな仲良く、明るく、元気よく」と書かれていました。
私は、「うーん、そんなに皆と仲良くしなくても、明るくなくても、物静かであってもいいんじゃないかな」と思いました。

 

ずっと、そういった画一的な考え方を押しつけられている。何が幸せか?ってことさえ、決まったパターンがあって、そこを目指しましょうと。

当たり前のように言われていることにも、もっと疑問をもっていいのだろうと感じました。

ネガティブは、ポジティブにはなれない

臨床数1万2000回を超えるカウンセリングをしてきた私の経験からすると、正直、「ネガティがポジティになって幸せになった」という例を知りません。本当に知りません。そのような例は見たことがないのです。

 

(この本では、ネガティブな人のことを「ネガティ」、ポジティブな人のことを「ポジティ」と呼んでいます。)

ネガティブがポジティブになった例としては、もともとはポジティブだったけど、何かのきっかけでネガティブになってしまった人だそうです。

そのような人は、本来のポジティブな自分を見失ってしまっただけなので、きっかけがあれば、また、ポジティブな自分に戻れる。

だけど、もともとがネガティブな人は、やっぱりネガティブなまま。

無理してポジティブなフリをして、「ポジティブな自分に生まれ変われた!」と意地を張っているだけだそうです。

いちど意地を張ると、やめられないようで、ずっと意地を張り続けるのだとか。

 

話を聞いてくれる相手にさえ、「もう大丈夫」「立ち直った」と言ってしまったりします。

誰のためなのかサッパリわからないけれど、ポジティブなフリをしたまま、ずっと見栄を張り続けてしまいます。

それを続けていると、本当に疲れる。

 

だから、やたらと「ポジティブ思考だ!」「楽観主義だ!」と叫ぶよりも、ネガティブな自分をしっかりと受け止めたほうがいいと。

とても身につまされる話でした。

いい人をやめようって本当なの?いい人でいいじゃん?

いい人をやめて、自分勝手に生きる

 

そんな考え方が流行していますが、別にいい人のままでいいじゃないか!と書かれてありました。

また、「明るく楽しく」ではなく、「もの静か」でいいじゃないか!ってことも言われていました。

もっと、自分の方法でいいということです。

世間の常識を疑ってみよう

世間は、外向型を好む。楽観主義を愛する。ポジティブシンキング、引き寄せの法則、明るく楽しく仲良く、友達100人!

そんな世の中ですよね。

逆に、しんどくなってきます。

もっと静かに、もっと内向的で、もっとネガティブに生きていてもいいのではないか?

そんな気持ちになってきました。

 

ということで。

 

まとめ

別にネガティブでもいいのではないか?

「世間の常識とは、逆の道を選ぶ」そんな覚悟ができるといい。

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