心の傷を癒やすには【痛みを無視しないこと】スタンフォードの脳外科医に学ぶ、トラウマを克服する方法

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

ある少年の実話。

アル中の父。ウツ病の母。学校ではイジメにあう。

おまけに、貧乏で何も買えない。

そんな絶望だらけの少年が、ルースという女性との出会いで、人生を変えます。

たくさんの問題を克服し、スタンフォードの脳外科医にまでなった。

 

この本のすごいところは、すべてが実話であること。

リアルな話だからこそ、感動と希望がわいてきます。

 

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

 

 

さて、どんなマジックなのでしょうか。

痛みと向き合う

心の傷は、無視すると治らない

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

「わたしたちの誰もが

人生の中で痛みを感じる状況を経験するの  

それを『心の傷』って呼ぶのよ  

それを無視するといつまでも治らない」

 

ひざに切り傷ができたら、どうする?

消毒して、絆創膏を貼って、ひどい場合には病院にも行って。

きちんと手当てをすることが、早く治すコツ。

見ないフリして放置しておくと、バイ菌が入って悪化したり、傷跡が残ってしまったりしますよね。

 

心の傷も同じなのです。

見ないフリをするよりも、きちんと見つめたほうが、結果的には早い。

無視をしていると、いつまでたっても治りません。

 

POINT
心の傷を治すのは、体の切り傷を治すのと同じ。

 

見ないフリは、ポジティブ思考とは違う

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

僕は、誰にも邪魔されないからラッキーだってふりをしていた。宿題をしろとも、朝起きて学校に行けとも、何を着なさいとも言われない。でも、僕は自分に嘘をついていただけだ。ティーンエイジャーは何よりも自由を欲しがるものだけれど、それは安定と安心という土台があってのことだ。

 

少年の父親は、アル中。

母親は、ウツ病。

そして、両親がそろうと、ケンカばかり。

 

少年には、門限もなければ、ルールも何もない。

よく言えば自由だけど、悪く言えば、子どもへの無関心。

 

その状態を、少年は、「ラッキーだ」と思っていた。

でも、それはウソだった。

つまり、「強がり」です。

 

いい面も、悪い面も、すべての面を見る

たしかに、物事の「いい面」を見るのは大事です。

だからといって、「悪い面」を切り捨てることではないんです。

 

  • いい面だけを見るのでもない
  • 悪い面だけを見るのでもない
  • すべての面を見る

 

そうしないと、どんなにポジティブに考えていても、やはり「自分へのウソ」でしかない。

 

「痛い」ときは、「痛い」と言う

無視をしないというのが、「痛みと向き合う」という意味。

  • なぜ、痛いのか
  • 何があったのか

 

「痛い」ことを認めて、冷静に考えてみないと、治りません。

 

POINT
  • 傷を無視しない
  • きちんと手当てをする
  • いい面も悪い面も、両方を見る

 

でも、傷を見たところで、どうしたらいいか、わからないよ。

 

まずは、頭の中の余計な声を消しましょう。

 

頭の中のラジオを消す

ラジオのDJは、自分ではない

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

頭の中のDJが何かにつけて一日中ひっきりなしにしゃべり続けてると想像してみて。心のラジオにあまりにも慣れすぎて、それがずっと大音量で流れっぱなしになってることにさえ気がつかないの」

 

頭の中にうずまいている声を、ラジオにたとえます。

  • 頭の中で、ラジオのDJがしゃべり続けている
    • DJの声は、あなたの声ではない
    • 両親 or 世間の誰かの声
  • 一日中、ラジオがオンになっている
    • 大音量で流れているから、集中できないのは当たり前
  • DJは、出来事に対して、いい・悪いを決めつける
    • DJの声に、心はいちいち反応してしまう

 

大事なことは。

ラジオのDJは、自分ではない

という点。

 

今までの人生の中で、誰かに言われたセリフです。

そのセリフを、頭の中のDJが、まるでラッパーのように繰り返す。

 

これでは、集中もできなければ、自分で考えることもできません。

 

だから。

まずは、ラジオのスイッチをオフにする。

 

「ラジオを消す」という意識は、日常の中でかなり役立ちます。

 

どうしたらラジオを消せるんだ?

 

オススメの方法は、3つ。

 

「呼吸、ろうそく、マントラ」でラジオを消す

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

  1. 呼吸に意識を向ける
  2. ろうそくの炎を見つめる
  3. マントラ(言葉)を唱える

 

一般的に言われる、「マインドフルネス」と同じ。

今に集中することで、頭の中のノイズを消し去る方法です。

 

マインドフルネスとは
  • 今この瞬間の体験に、「ただ注意を向けている」状態
  • 「ただ注意を向ける」とは、 評価や判断とは無縁の心
    • 評価:いいか悪いかをジャッジすること
    • 判断:どういう意味か、自分の考えをまとめること

 

1.呼吸に意識を向ける

深呼吸をしながら、呼吸の流れに意識を向ける。

すると、雑念が取り払われ、心が落ち着いてきます。

 

2.ろうそくの炎を見つめる

呼吸法がうまくいかない場合は、炎を見つめる方法が効果的。

「焚き火」ができれば一番いいですね。

でも、「ろうそく」や「キャンドル」なら部屋でもできます。

 

3.マントラ(言葉)を唱える

マントラは、どんな言葉でもいいようです。

無意味な言葉であっても、意識を変える効果がある。

アファメーションのような、気分のよくなる言葉にしてもいいと思います。

 

POINT
  • 「頭の中のラジオをオフにする」と、頭がクリアになる
  • ラジオを消すには、深呼吸、ろうそく、マントラが効果的

 

意図的に繰り返すと、脳は確実に変わる

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

僕は家でマントラを練習した。一度に何時間もやることもあった。いまではそれがなぜだかわかる。とにかく信じられないほど心が落ち着いた。繰り返すこと。意図的にやること。これが脳を変える確実な方法だ。ルースが教えてくれた呼吸法をやりながら、ろうそくの炎を見たり、ゆっくりとマントラを唱えたりしていると、ものごとが変わりはじめた。

 

どの方法であれ、とにかく頭のラジオを消す。

 

ラジオさえ消えれば、確実に、脳は変わるから

 

なんで、それだけで変われるの?

 

「神経可塑性(しんけいかそせい)」という脳の特徴があるからです。

 

神経可塑性を利用する

脳は、新しいことを学習したら、元には戻らない

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

神経可塑性は脳が本来備えた機能の一部だということが科学的に認められている。脳を鍛えれば集中力や注意力が増し頭の中の声に邪魔されずに明快で賢い判断ができるのだ。

 

神経可塑性とは

新しいことを学習したときに、脳の中に新たな神経ネットワークができること

 

たとえば。

道のない荒れ地でも、何度も同じルートを通ると、自然と道筋ができるように。

何度も何度も試すと、荒野(つるんとした脳)に、道筋(神経ネットワーク)ができあがるのです。

 

「可塑性」の反対は、「弾性」

ゴムには「弾性(だんせい)」があるので、引っ張ると元の場所に戻りますね。

 

その逆で。

脳には、「可塑性」があるため、一度、道ができると、もう元には戻らないのです。

 

リハビリによる訓練のようなもの

怪我によって、体の機能が損傷したとき。

リハビリを繰り返せば、ふたたび動くようになる例はありますよね。

 

それが、「神経可塑性」です。

何度も何度も試すことによって、新しいネットワークができる。

すると、できなかったことが、できるようになる。

 

可塑性があるから、習慣化できる

ラジオのスイッチをオフにすることに慣れたら、何度でもできるようになる。

可塑性とはつまり、習慣の力のことです。

 

頭の中の声が消えれば、集中力と注意力が増す

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

何かを考えたいとき。

大音量の音楽が流れている場所と、静かな場所と。

どっちのほうが、考えやすいでしょうか。

 

当然、静かな場所ですよね。

ラジオの音が消えれば、自分の心と向き合えるようになります。

 

考えようと思ったら、ラジオを消す。

これが習慣になれば、心の痛みともスムーズに向き合えるようになります。

 

習慣になるまで何度も繰り返すことがコツ。

 

新しいやり方を試し、毎日続ける

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

「新しいやり方」こそ、「脳を鍛える」ことになる

ただたんに、「行動すればいい」のではなく。

「挑戦すればいい」のでもない。

 

いつもとは違うやり方でやる。

新しいやり方でやる。

それを続ける。

 

すると必ず、道筋ができます。

 

ちょっと試してみて、たとえ苦しくても、しばらく続けてみること。

リハビリと同じで、必ず脳は変化する。

 

POINT
神経可塑性により、新しいことを始めても必ず習慣化できる。

つらくても、しばらくは続けること。

 

頭の中のラジオを消したら、次はどうしたらいい?

 

自分をどう扱うかを、自分で決めましょう。

 

自分の扱い方を、自分で決める

何を受けいれ、何を受けいれないか

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

「人はみんな、人生で何を受けいれるかを自分で選んでいるの。子供はあまり選べないんだけどね。家族や生まれた環境は選べないし、それはどうすることもできないわ。でも大人になると、選んでいるの。意識することもしないこともあるけれど、自分をどう扱うかを決めているのは自分なのよ。何を受けいれるか? 受けいれないか? 選ばなくちゃならないし、自分のために立ち上がらなくちゃならない。それができるのは自分しかないの」

 

子どもの頃は、親に従わなければならなかったけれど。

大人になったら、すべて、自分で決められるんです。

 

自分で決めるものは、仕事や結婚だけではない。

いちばん大事な決め事は。

「自分を、どう扱うか」

 

「受けいれること」も「受けいれない」ことも、自分で決めていいのです。

 

特にオススメの、自分の扱い方10選

  1. 私には価値がある
  2. 私は愛されている
  3. 私は大切にされている
  4. 私は他人を大切にする
  5. 自分のためにいいことだけを選ぶ
  6. 他人のためにいいことだけを選ぶ
  7. 私は自分が大好きだ
  8. 他人が大好きだ
  9. 私は心を開く
  10. 私の心は開かれている

 

つまり。

自分をイジメてくる人は、受けいれなくてもいい。

愛してくれない人も、受けいれなくてもいい。

 

大切な自分のために、自分にとって「いいことだけ」を選んでもいいんですね。

 

傷を負ったときこそ、心が開く

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

心に傷を負ったときこそ、心が開くものよ

心の傷がいちばんの成長のチャンスになるの

困難は魔法の贈り物なのよ

 

傷を負ったときも、自分の扱い方を自分で決めましょう。

 

「ダメな自分だから、傷ついちゃうんだ」ではなくて。

「心が開くときなんだ」と。

 

「心を開く」って、具体的には、どういうことだ?

 

自分とつながり、他者とつながることです。

 

一番大事なのは、「心を開く」こと

心を開かないマインドフルネスは、ただの自己陶酔

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

(マインドフルネスは)内面へと旅するための素晴らしいテクニックだ。それは集中力を上げ、意思決定のスピードを上げてくれるが、知恵と洞察、つまり心を開くことが伴わなければ自己陶酔とナルシシズムと孤立につながりかねない

 

マインドフルネスや瞑想は、一般的に流行していますが。

やはり、それだけでは意味がないというのです。

 

「心が落ち着いた」だけで終わるなら、ただの自己陶酔だから。

 

たしかに、そういう部分はありますね。

「心を落ち着けた」先に、どんな目的があるのか、ということです。

 

自分の痛みに寄り添うと、他者とつながることができる

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

本当に心を開くと、痛みへの反応が実際に変わる。僕は痛みから逃げる必要がなくなった。痛みに寄り添った。

痛みに寄り添うことで、自分自身とつながり、本当の意味で他者とつながることができた。

 

痛みに寄り添うとは、自分自身に対して心を開くこと。

すると、他者とつながることができる、と。

 

つまり。

自分に素直になるから、他者にも素直になれる。

自分とつながるから、他者ともつながれる。

 

最終地点は、「他者に開かれる」ことなのです。

そうでなければ、「ナルシシズム」と「孤立」になるんですね。

 

心を開くレッスン

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

相手を対等な存在として見る

誰しも自分と同じように、いいところも悪いところもあることを認め、お互いを等しい存在として見ることができたとき、人は本当につながり合える。人の心を開き、お互いを無条件に気にかけさせるのは、この人間性のつながりだ。他者を自分と同じ存在として見ることだ。

 

  • 心を開くと
    • 「なんなんだ、アイツ」というイラだちが、
    • 「自分と同じ人間だ」という心に変わる

 

対等な人間として見る、ということがポイントですね。

嫌いな相手に共感できなかったとしても。

対等な存在だと見ることは、できると思います。

 

そのためのレッスンとしては、無条件の愛を受けいれることと、無条件の愛を送ること。

 

無条件の愛をイメージする

  • 無条件の愛とは
    • あやまちも欠点も受けいれる愛
    • 一度でも見返りを求めなかったことがあれば、それは無条件の愛
    • ただし、痛みと傷もある
    • 誰もが、完ぺきではないから
  • 無条件の愛を受けいれる
    • ときに苦しみ、間違いを犯すような、欠点だらけの不完全な自分でも
    • 大切にされ、守られ、愛される感覚
    • その愛が、自分にどんな影響を与えたかを考えてみる
  • 無条件の愛を送る
    • 相手への贈り物
    • 相手の幸福な人生を願い、苦しみが少ないことを願う
    • 相手を心の中で抱きしめる
    • 相手の未来を見る
    • 相手の幸福を見る
    • あたたかい感覚にひたる
    • 相手の反応は気にしない
  • 誰もが失敗し、間違った道を選び、ときに他人を傷つけることがあったとしても、愛されることを求めていいし、愛されるに値する存在である

 

誰かを思い浮かべながら、やってみる

  1. 無条件の愛を与えてくれた人を思い浮かべる
    • かつて一度でも、見返りを求めず与えてくれたことがあれば、それは無条件の愛
    • 満ちたりた感覚にひたりながら、ゆっくりと呼吸をする
  2. 大切な人を想い、無条件の愛を送る
    • 相手は、大切にされ守られているという気持ちになる
  3. 無条件に愛され、受けいれられたときの感じをもう一度思い出す
  4. 知り合いのひとりを思い浮かべ、無条件の愛を送る
    • 相手の幸福な人生を願い、心の中で抱きしめる
  5. 仲の悪い人や、嫌いな人を思い浮かべる
    • 人の行動は痛みの表れだと理解する
    • 自分に置き換えて考えてみる
    • 欠点だらけの不完全な存在として見る
    • 無条件の愛を、仲の悪い人や嫌いな人にも送る
  6. 出会うすべての人を、自分と同じように欠点のある不完全な存在として見る
    • 誰もが愛されることを求めている
    • 誰もが愛されるに値する存在
    • 気持ちを込めて、無条件の愛を送る
    • 心の中で、彼らを受けいれる

 

POINT
心を開くレッスンが、一番重要。

どれだけ脳を鍛えても、望みどおりの結果が出せたとしても。

心が開かれなければ、なんにもならない。

 

他者に心を開くなんて、やりたくないけど。

 

少年も、心を開かなかった結果、脳外科医として成功したあとに、すべてを失ったそうです。

 

いつだって心が先

心を開かないと、本当に欲しいものは得られない

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

あのとき、ルースの言葉をもっとちゃんと聞いておくべきだった。他人にも、世界にも、心を大きく開いて、それに従うことを、12歳のときに身に付けておけばよかった。そうしていたら、どれだけの痛みを経験せずにすんだだろう?

(中略)

頭には強い力があるけれど、まず心を開かなければ、本当に欲しいものを手に入れることはできない。

痛みから学ぶ者だけが、痛みを贈り物として受け取れる。でも、必要のない痛みや苦しみを自分や他人に与えれば、人生を分かち合う人たちに誠実でも公正でもなくなってしまう。

 

人生に絶望していた12歳の少年は、ルースという女性に出会ったことで、悩みを克服し、脳外科医にまでなりました。

 

叶えたいことはすべて、叶えた。

一時期は傲慢になって、贅沢な生活をしていたようです。

 

でも。

いちばん大事な教え、「心を開く」を実践しなかったため、結局はすべてを失うことに。

 

離婚して家族を失い、友人も失い、築いた財産も失った。

いい夫にも、いい父親にも、いい医師にも、なれなかった。

 

もう一度ドン底に落ちたとき、「心を開く」という最重要の教えを思い出したのです。

 

人生とは、つながりの旅

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

僕たちはつながりの旅の途中にいる。それはこの地上で他者に心を開き、全員が兄弟姉妹であることに気づく旅だ。ひとつの共感の行いに気づけば、それが次の共感の行いにつながり、地球全体に広がっていく。最後には、人がどれだけ深く愛し合うか、お互いを大切にし合うかが、この星と人類の生き残りを左右することになる。

 

アドラー心理学」や「7つの習慣」でも、結論は、共同体感覚と相互依存です。

どう生きたらいいかを考えるとき、「他者とのつながり」は避けては通れない。

というより、それこそ最終着地点になんですね。

 

当たり前なんだけど、当たり前ができない。

誰もが、痛い目にあわないと気づけないことかもしれません。

まとめ

  • 心の傷は、無視しない
    • 早めに治療する
  • 頭の中のラジオを消す
    • 集中力と注意力が戻ってくる
  • 自分の扱い方を、自分で決める
    • 自分には価値がある
  • 無条件の愛を受け取る・送る
    • 無条件の愛は、完ぺきではない
  • 自分とつながり、他者とつながる

 

頭の中のラジオを消して、自分の願いに集中するだけで、驚くような結果が出ます。

実際に著者は、貧乏を克服し、脳外科医にまでなりました。

 

ただし。

たとえ願いが叶っても。

「心を開き」、「他者とつながる」ことを忘れては、本当の幸せはつかめない。

たくさんのものを得たとしても、泡のように消えてしまう。

 

著者は、「心を開く」ことを思い出してから、仕事に向かう姿勢をガラッと変えました。

脳科学の研究と慈善事業に取り組み、ダライ・ラマとも対談を行なうほどです。

 

人生の浮き沈みは、誰もが似たりよったり

スタンフォードの脳外科医が教わった人生の扉を開く最強のマジック

  • 子どもの頃の痛みを克服し、願いを叶えた
  • でも、傲慢になって、再び大きな痛みを経験してしまった
  • やっと、本当の「つながり」と「謙虚さ」を学んだ

 

似たような話は、いっぱい聞きますよね。

 

人が立ち上がるストーリーは、いつだって似たりよったりなのかもしれません。

そう考えると、自分の悩みも、他人の悩みも、対等なのだという気がしてきます。

「自分だけが特別」ってことは、絶対にありえない。

 

きっとどこかで誰もが、似たような悩みを抱え、似たように乗り越えている。

 

だから、同じような思いをしている人に、素直に聞いてみるのが一番。

問題は、自分が素直になれないこと、つまり、心を開けないことだけなのです。

 

僕は貧乏を自分のアイデンティティだと思い込み、そのアイデンティティにとらわれているあいだは、どんなに富を積み上げても、いつも貧困から抜け出せなかった。毎日訓練を続けるうちに、僕は父と母に心を開き、彼らをゆるすことを学んだ。かつての幼い自分に心を開き、共感を見つけた。自分の犯したすべての過ちと、自分の価値を世界に証明しようとした愚かさに心を開き、謙虚さを得た。そうするうちで、飢えていたのは世界中で自分だけではなかったことを知った。怯えていたのも僕だけではなかった。寂しさや孤独を抱え、人と違っていると感じていたのも僕だけではなかった。僕は心を開き、自分の心が出会うほかのすべての心とつながる力があることを知った。

 

ということで。

 

今日の問いかけ
  • ラジオの声を、真に受けてないだろうか?
  • 心の傷を、無視してないだろうか?
  • 今までに、無条件の愛をくれた人は誰?
  • 無条件の愛を送りたい人は誰?
  • 自分の悩みも、他人の悩みも、同じなのでは?

 

 

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