こんな状態になっていませんか?
- 理由もなく自信がない
- 遠慮のしすぎ・我慢のしすぎ
- 悩み・不安をムダに抱えすぎ
- 自分の考えがわからない
- 人に伝わらない、あきらめる
それはすべて、我慢が原因。
そして、我慢をするのは、いい人になりたいから。
「いい人になりたい」願望が、あなたの人生を壊しています。
Contents
「いい人」には、悪臭がただよう
「いい人になりたい願望」が、我慢を強要する
- 愚痴を言いたくない
- 悪口を言いたくない
それは、なぜ?
- 「悪い人」になりたくないから
つまり。
- 自分はいつでも、「いい人」でいたい
とにかく。
いい人でいたいんですよねー。
自分の精神を壊してまでも。
家庭を壊してまでも。
「いい人」を守りたがる。
それが、日本人の傾向です。
でも。
それは本当に、「いい人」なのでしょうか。
我慢をする三大心理
- 虚栄心
- ネガティブな感情を出すことは恥ずかしい
- 醜さは、自分のプライドが許さないという見栄
- 恐怖心
- 「すぐキレる人」と思われるのが怖い
- 批判されるのが怖い
- 怠け心
- 言い方を工夫するのが面倒
- 努力するくらいなら、水に流したい
さて。
虚栄と、恐怖と、怠けは、本当にいい人でしょうか。
「言わない」のはいいけど、「言っちゃいけない」には問題がある
愚痴や悪口を言わないのはいいこと。
でも、「言っちゃいけない」と思っているのなら。
人間性として発しているのではなく、ただの「見栄」です。
自分の中の、「虚栄」と「恐怖」と「怠け」を自覚してみてください。
いい人の、「波風」と「フタ」問題
いい人でいるために波風を立てたくない
「波風を立てない」のは、「寛容の精神」とは、ほど遠いもの。
虚栄心・恐怖心・怠け心が根づいている状態です。
さて。
虚栄と、恐怖と、怠けは、本当にいい人なのでしょうか。
くさいものにフタをしているだけ
我慢は、「くさいものにフタ」をしている状態。
でも、フタをしているだけで、臭いの元はずっとあるってことですよね。
だから、悪臭がもれてくる。
- フタをしても臭いは消せない
- むしろ悪臭がただよう
- 臭いの元は、そのままある
- ずっとモヤモヤしている
- 鼻をつまんでいるだけ
我慢すると、どんどん悪臭がただよう。
だから、むしろ悪い人になるのです。
「波風を立てちゃいけない」は、誰の声?
子どもの頃は、波風の連続だった
子どもが生き生きしているのは、波風を立ててるからですよね。
何度怒られても、いつまでも同じことをしている。
それで、よかったんです。
十分に、独創性を発揮していたし。
十分に、楽しいことをしていました。
考えてみれば、おかしなことです。
子どもの頃は、「やめなさい」と言われても、好きなことをやってた。
大人になると、「好きなことをする方法」をお金を払って教えてもらっても、全然できない。
矛盾してるんです。
その矛盾に、気づかなければなりません。
世の中の求めに、応じてしまった
世の中はあまりにも昔から、私たちに波風を立てないように仕向けてきた。
(史上最強の人生戦略)
そうです。
「波風を立てるな」と、世の中に言われ続けたんです。
その結果、いい人になって、ウツになって、お金を払って生き方を学んだりする。
何かが、おかしいんです。
あなたのせいではなく、環境や社会、日本の同調圧力のせい。
波風は、立ててよかったんです。
見栄を張らずに、吐き出すことが必要
吐き出さずに消化することなんて誰にもできないんです。
だから、正直に吐き出して、心の整理をする必要があります。
勇気を出さなければなりませんね。
「悪い人」になんて、ならないんですよ。
我慢しないほうが、「自然体」になる
心の整理は、「我慢」とは違う
愚痴は、吐き出したほうがいい。
吐き出さないと、どんどん悪臭がただようから。
むしろ、悪い人になっちゃうから。
ただし。
吐き出すといっても、人に言うことはありません。
人に言うと、お互いに悪いオーラがただよいますよね。
やはり、言わないほうが賢明でしょう。
愚痴の吐き出しは、一人でやればいい
ひとり言や、メモに書き出すだけで、十分な効果があります。
誰かに言ったり見せたりする必要はないから。
どんなに「辛らつな」言葉であっても、どんどん吐き出していいのです。
そうやって、すべてを言葉にすることで、自然体になれます。
「我慢」していては、決して自然体にはなれません。
「自然体」は、「我慢」の真逆
「自然体」とは
- 自信があり、かつ謙虚
- 肩ひじを張ってない
- 人を見下さない
- 人に対して緊張・萎縮しない
- 目的意識が強く、熱意がある
- スルー力が身につく
だから。
吐き出してスッキリすれば、オーラが変わるんです。
悪臭がしないからですね。
そして、何よりもうれしいのが、スルー力。
スルー力が、一番の肝心
「受け流せる自分」になります。
傷ついたり、落ち込んだり、腹が立ったり。
それは、イヤなことを言ってくる人が悪いのではありません。
「人の言葉を受け流せない自分」が、問題なのです。
我慢しているから、受け流せない。
自然体になると、スルー力が身につく。
やはり、我慢が根源なのです。
まとめ
- 愚痴は、すべて吐き出す
- 心の整理をする
- 自然体になれる
- 人の言葉を受け流せるようになる
人間関係において、スルー力はとっても大事ですよね。
我慢していては、良好な人間関係も築けないのです。
でも。
我慢グセは、体中にしみついてしまっているので、一朝一夕にはいきませんね。
それでも、少しずつ訓練をしていきたい。
日本は、我慢をしすぎなんです。
欧米式の「ポジティブにいこう!」というやり方が、最初は合わない場合もある。
なぜなら。
真面目に、ネガティブを抑え込んでしまうから。
ネガティブを抑えて抑えて、ポジティブにならなきゃと考えて。
ばったりと倒れてしまうことも多々あります。
日本に「ポジティブ思考」を根づかせるためには、違うアプローチも必要なのではないかと感じます。
そう、まずは。
ネガティブを吐き出そう。
ということで。
- いい人になろうとしてないかな?
- 虚栄、恐怖、怠けではないのかな?
- 言いたいこと、言えてるだろうか?
- 自分に正直に、なれるだろうか?
関連記事









20131