アドラー心理学【信頼と貢献】人間関係が築けないのは、味方だと思えてないから

アドラー心理学

嫌われる勇気」とは、人間関係を築いていく勇気。

そのためには、他者を信頼し、貢献することが必要です。

 

信頼と貢献が、なかなか難しいんだよ……

 

でも大丈夫。

 

自分を受け入れ、「自分の課題」と「他者の課題」の分離ができるようになれば、相手を味方だと思えるようになります。

すると、自然と、信頼と貢献ができる。

 

まずは、「自己受容」と「課題の分離」が最重要。

 

そこを考えないと、他者の存在は「敵」にしかなりません。

 

だから、自己犠牲を感じるのであれば……

 

相手を「敵」だと思ってるってことか。

 

味方に対する貢献が、重要です。

 

 

嫌われる勇気

他者信頼とは

浅い関係であれば、破綻したときの痛みは小さい。しかしその関係から生まれる日々の喜びもまた、小さいはずです。「他者信頼」によってもっと深い関係に踏み込む勇気を持ちえてこそ、対人関係の喜びは増し、人生の喜びも増えていくのです。

 

  • 浅い関係
    • 痛みは浅い
    • 喜びも浅い
  • 深い関係
    • 信頼が深い
    • 喜びも深い

 

もしも今、日々の生活がつまらない。

喜びも感動もない。

……というのであれば。

 

浅い関係しか、築けていないのかもしれません。

 

深い関係って、何なんだ?

 

無条件の信頼です。

 

根拠ナシ、「無条件」の信頼

他者を信じるにあたって、いっさいの条件をつけないことです。たとえ信用に足るだけの客観的根拠がなかろうと、信じる。担保のことなど考えずに、無条件に信じる。それが信頼です。

 

信用と信頼の違い

  • 信用
    • 過去の実績や成果によって、取引すること
    • 根拠付き:○○してくれたら、信じる
    • 条件付き:担保があれば、信じる
  • 信頼
    • 「頼りにできる」と、信じること
    • 客観的根拠・担保はナシ
    • 無条件

 

「根拠がいらない」ことには、メリットがある

それは、「貢献できているかどうか」にも、根拠がいらないこと。

 

信頼も無条件なら、貢献感も無条件

 

すなわち。

 

承認欲求から解放されるのです。

 

アドラー心理学アドラー心理学【貢献感】承認欲求から解放されたければ貢献をやめるべし

 

でも、裏切られるかもしれないし……

 

自己受容と課題の分離をしよう。

 

自分に何ができる・できないを分類

ありのままの自分を受け入れ、「自分にできること」と「自分にはできないこと」を見極めることさえできれば、裏切りが他者の課題であることも理解できるし、他者信頼に踏み込むこともむずかしくなくなるでしょう。

 

「自分にできること」を、受け入れる。

「自分にできないこと」も、受け入れる。

 

分類の方法

  1. できるし、やりたい
    • すでに愛! 理由は考えずに無心でやろう
  2. できないけど、やりたい
    • 努力・挑戦あるのみ
  3. できるけど、やりたくない
    • 誰かに、きちんとお願いしよう
  4. できないし、やりたくない
    • そもそも視野にないから問題外

 

そうやって、「できる・できない」を受け入れられるようになれば、「他者信頼」ができるようになります。

 

だからポイントは、「自己受容」と「課題の分離」。

 

いきなり他者を信頼しようと思っても、無理なんだな

 

自分を受け入れる・課題を分離する

そこがスタート。

 

POINT
まずは、自分には何ができるか・できないかを、受け入れてみよう。

 

裏切るかどうかは、相手の課題

裏切るのか裏切らないのかを決めるのは、あなたではありません。それは他者の課題です。 あなたはただ「わたしがどうするか」だけを考えればいいのです。「相手が裏切らないのなら、わたしも与えましょう」というのは、担保や条件に基づく信用の関係でしかありません。

 

裏切るか裏切らないかは、他者の課題。

他者の課題には、介入できないのです。

 

私は、「私がどうするか」だけを考える

相手がどうこうではない。

自分の中の、「信じる力」を受け入れることですね。

 

だから。

「自分との信頼関係が築けているか?」というのが、他者との信頼関係への第一歩。

 

そして。

 

他者を信頼するから、他者が「敵」ではなく「味方」になります。

 

他者が「味方」なら……

貢献は、自然にできるのです。

 

確認しよう
  • 「自己受容」と「課題の分離」ができているか?
  • 相手を、「敵」だと思っているか、「味方」だと思っているか?
  • 「相手が裏切らないのなら、私も与えよう」と思っていないか?

他者貢献とは

対象は、仲間である他者(味方)

仲間である他者に対して、なんらかの働きかけをしていくこと。貢献しようとすること。それが「他者貢献」です。

 

「仲間である他者」とは、つまり、「味方」です。

 

1
誰にやる?
味方に対して
2
何をやる?
なんらかの働きかけ

 

他者貢献とは、「味方」に貢献すること。

ここが大事ですね。

誰でもいいわけじゃない。

 

  • 他者貢献:味方に対するギブ
  • 自己犠牲:敵に対するギブ

 

「犠牲」を感じるのは、相手を「敵だ」と思っているからか?

そもそもの関係性を見直してみたほうがいいのかな。

 

目的は、「自分の価値を実感する」こと

他者貢献とは、「わたし」を捨てて誰かに尽くすことではなく、むしろ「わたし」の価値を実感するためにこそ、なされるものなのです。

 

1
誰にやる?
味方に対して
2
何をやる?
なんらかの働きかけ
3
何のためにやる?
「わたし」の価値を実感するため

 

「わたし」を捨てる道ではない。

むしろ、「わたし」を生かす道。

 

自分がなくなってる感覚になるのは、きっと、何かがおかしいんだな。

 

メリットは、さらなる自己受容

他者に貢献するからこそ、「わたしは誰かの役に立っている」と実感し、ありのままの自分を受け入れることができる。

 

1
誰にやる?
味方に対して
2
何をやる?
なんらかの働きかけ
3
何のためにやる?
「わたし」の価値を実感するため
4
何が実感できる?
自分は役に立つ

自分は有益である

5
メリットは何?
自分を受け入れることができる

 

何もせずに、「自分を受け入れる」ことは、まだまだ自己満足の領域。

 

一方で。

 

他者に貢献することによる自己受容には、喜びがついてきます。

「役に立っている」と実感できるから。

 

自己受容→他者貢献→自己受容の、好循環。

 

POINT
「ありのままの自分を受け入れることができる」

この感覚がなければ、味方への貢献とはいえない。

喜びがともなっているかどうかが、目安。

 

他者貢献するほど、自分を好きになる

人間にとっての最大の不幸は、自分を好きになれないこと

人間にとって最大の不幸は、自分を好きになれないことです。この現実に対して、アドラーはきわめてシンプルな回答を用意しました。すなわち、「わたしは共同体にとって有益である」「わたしは誰かの役に立っている」という思いだけが、自らに価値があることを実感させてくれるのだ。

 

1
誰にやる?
味方に対して
2
何をやる?
なんらかの働きかけ
3
何のためにやる?
「わたし」の価値を実感するため
4
何が実感できる?
自分は役に立つ

自分は有益である

5
メリットは何?
自分を受け入れることができる
6
そんな自分をどう思う?
こんな自分が好き

 

自分を好きになる方法とは

  • 自分は、共同体にとって有益であると感じること
  • 自分は、誰かの役に立っていると感じること

 

人生のタスクと向き合う理由は、自分を好きになるため

他者に働きかけることなくして、自分を好きになることはできない。

だから、人生のタスクと向き合わねばならないのです。

 

人間関係と向き合うことは、苦しいことではなく、自分を好きになること。

 

深い人間関係を築くほど、自分を好きになっていく?

自分が嫌いってことは、深い人間関係がないってことかな。

 

周囲が「味方」になり、自分は役に立っていると実感できると……

共同体感覚」が育つといいます。

それが、次の話

まとめ

人間関係に踏み込むためには、まずは自己受容から。

 

「自己受容」とは、自分に「できること」「できないこと」を受け入れることです。

次の4つの分類を明確にしてみましょう。

 

  1. できるし、やりたい
    • すでに愛! 理由は考えずに無心でやろう
  2. できないけど、やりたい
    • 努力・挑戦あるのみ
  3. できるけど、やりたくない
    • 誰かに、きちんとお願いしよう
  4. できないし、やりたくない
    • そもそも視野にないから問題外

 

4つの分類できるようになれば、「自分の課題」と「他者の課題」を分離することができます。

 

なぜなら。

 

他者の気持ち・態度・行動をコントロールすることは、自分には「できないこと」だから。

 

相手が自分を「好きになるか」「嫌いになるか」も、相手の課題。

自分には、操作「できない」。

だから、「嫌われたら、どうしよう?」と悩む必要はない、ということです。

 

自分にできることは、ただ相手を「信頼」するのみ。

もしも相手が裏切るとしたら、それは相手の課題であって、「自分のせいではない」。

 

何が起きても「自分のせい」ではないならば、怖がることはないのです。

 

安心して、相手を「信頼」できる。

信頼の心で接すれば、相手は「味方」になります。

「味方」ならば、自然と貢献したくなりますね。

 

貢献とは

1
誰にやる?
味方に対して
2
何をやる?
なんらかの働きかけ
3
何のためにやる?
「わたし」の価値を実感するため
4
何が実感できる?
自分は役に立つ

自分は有益である

5
メリットは何?
自分を受け入れることができる
6
そんな自分をどう思う?
こんな自分が好き

 

これが、「自己受容→課題の分離→他者信頼→他者貢献」の流れ。

 

人を信じることができないのは、「今の自分」を受け入れてないから。

すべては、「自分と自分との関係」からスタートです。

 

人を信じることは怖いのですが。

この流れがわかれば、少し、踏み出せそうな気がしてきませんか。

 

でも、相手は選ぼう!

誰でもいいわけじゃない。

そして、まずは一対一でいい。

 

ということで。

 

今日の問いかけ
  • 「自己受容」と「課題の分離」ができているか?
  • 相手を、「敵」だと思っているか、「味方」だと思っているか?
  • 「〇〇してくれたら、信じる」と思っていないか?
  • 「相手が裏切らないのなら、私も与えよう」と思っていないか?
  • 根拠なしの無条件の信頼はできるか?
  • 「ありのままの自分を受け入れる」という感覚をもてているか?

 

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