いつもクヨクヨしてばかり
- 「自分さえ我慢すればいい」と思う
- 言い返せずに、引き下がってしまう
- 相手も、悪気があるわけじゃないし
空気を読んで、自分が引き下がることってありますよね。
ただ、いつもそのパターンだと危険かもしれません。
「悩みが深い人」や「悩みからずっと抜け出せない人」って、人生の中であんまり喧嘩をしてこなかった場合が多いのです。
しいたけ.の部屋
- 悩みが深い人は、喧嘩をしてこなかった人
え? 悩みたくないから喧嘩を避けてたんだけど
人生に喧嘩を取り戻せ
人格を傷つけられたら、戦わなければならない
怒ることや戦うことは野蛮とされがちなのですが、「自分がこれまで築き上げてきた人格や誇り」が汚されようとしているとき、人は戦わなければいけません。たとえその戦いに負けたとしても、「戦ってやった。立ち向かった」という記録は残ります。
しいたけ.の部屋
- 「立ち向かったぞ」の心が自信になる
自分の気持ちを不完全燃焼のままに放置すると、クヨクヨすることが多くなるそうです。
「何も言えなかった」というモヤモヤが、クヨクヨにつながってしまうんですよね。
だから、「勝つ」よりも大事なのが、「立ち向かった」という事実。
立ち向かった記録が、自分の自信につながっていくようです。
負ける戦いなら、やっぱり逃げたいけど
愛される人は、ボコボコにされたとしても「戦ってやった」と笑っている人
運命に愛される人は、ボコボコにされたとしても「戦ってやった」と笑っている人です。戦い、そして笑ってください。そういうあなたはちゃんと運の世界からも人の世界からも、敬意を表されます。
しいたけ.の部屋
- 負けたとしても、笑っていい
「負ける戦い」を避けたくなるのは、「みじめな思いをしたくないから」ですよね。
「勝てるなら戦ってみたい」という気持ちではないでしょうか。
「負けを認めたくない」のかもしれません。
でも本当は、「ボコボコにされたとしても笑ってる」、そのほうが強いのかもしれません。
負けるたびに、「この世の終わり」みたいな気持ちになってた
自分が我慢するのではなく、周囲に我慢してもらう
これからの人生、あなたがどんな感情を抱いているとか、あなたのものの見方は間違っているといったことを、他の誰かに言わせてはいけない。他の人には、我慢するか黙るかしてもらわなければならない。
「史上最強の人生戦略」
- 「自分さえ我慢すれば」ではなく、我慢させるくらいでいい
クヨクヨ・ウジウジしてるときには、それくらいの気概が必要なのだと思います。
使わない筋肉が衰えるように、心が衰えていくのも当然かもしれません。
そんなに強く出ちゃっていいの?
「精神的な苦しみから自分を救う」
悲しみを抑えつけると不安障害になる
悲しみや自己批判を抑えつけようとすればかえって憂うつになるのと同じように、思考を抑圧すると、心的外傷後ストレス障害(PTSD)や強迫性障害(OCD)などの深刻な不安障害の症状を悪化させてしまうことが、研究によって明らかになっています。
スタンフォードの自分を変える教室
- 悲しみを忘れようとするほど、よけい悲しくなる
- 不安を消そうとするほど、かえって不安がつのる
- 「自分なんてダメだ」と思っちゃダメだ、と思ってる
そのとおりなんだけど、じゃあどうしたらいいんだろう
感じるがままに感じ、感じたとおりに行動はしない
頭に浮かんでくる考えをムリに抑えつけたりせず、感じるがままに感じようと腹をくくることは──ただし、頭に浮かぶことが真実とは限らず、感じたとおりに行動する必要はないと理解したうえで──不安や憂うつ、異常な食欲、依存症などに対処するのにも効果的な方法です。
スタンフォードの自分を変える教室
- 怒りは感じていい
- でも、怒りにまかせた行動はしない
- 不安は感じていい
- でも、不安だから何もしない、という選択はしない
- 何を感じてもいい、そのとおりに行動するわけではないから
暴力沙汰やイジメのような行動をしてしまうのは間違いかもしれませんが。
心の中で思うだけなら自由。
良からぬ感情が湧いたとしても、打ち消そうとしないほうが救われるのだといいます。
感情と折り合いをつける
精神的な苦しみから自分を救いたければ、そうした苦しみを頭から追い払おうとするのではなく、どうにか折り合いをつけていく必要があります。
スタンフォードの自分を変える教室
- 頭から追い払わない
折り合いをつけられないから困ってるんだ
自分の感情と折り合いをつける方法
最悪の事態を受け入れて改善する
数え切れないほどの人々が怒りと混乱のために自分の人生を台なしにしてしまったが、もとはといえば最悪の事態を受け入れようとしなかったからである。事態を改善しようとせず、破滅に瀕しても、できる範囲内での救出作業すらしなかったのだ。運命を建て直そうとせずに、「経験と悪戦苦闘」したあげく、最後にはうつ病という心のしこりの犠牲者となってしまったのである。
道は開ける
たとえば。
- クビになるのが怖くて、何も言えない
- 孤独になるのが怖くて、何も言えない
- ◯◯が怖くて、何もできない
そんなときは、次のように考えてみると良いようです。
- もしもクビになったら、失業保険をもらいながら就職活動すればいい
- もしも孤独になったら、◯◯に行って新しい人脈を作ってみよう
- もしも◯◯になったら、◯◯をしてみよう
最初に「最悪の事態」&「その対処法」を考えておく。
ちょっとでも想定しておくと、それだけで心のダメージは少なくなる効果があります。
正々堂々と喧嘩を挑んでみる
たまには「は? 何言ってんのおまえひっぱたくぞ」と相手に正々堂々、喧嘩を挑む勇気も必要です。いわゆる「なめんじゃねぇ」精神ですね。「やってやったぜ、このやろう!」とたまには言ってみてください。
しいたけ.の部屋
- 「やってやったぜ、このやろう!」の気概を持とう
たとえば、イジメられても黙ってるとか。
明らかに理不尽なのに、何も戦おうとしないとか。
自分の心がすさむだけでなく、相手もどんどんエスカレートしていきます。
最悪の事態まで考えたら、戦いに挑む勇気。
具体的に、相手との会話を録音にとったり。法的な措置をとったり。
できることは、いろいろあるはず。
ひっぱたいて、逆にボコボコにされたとしても笑っていられたら痛快だろうね
まとめ
- 悩みが深い人は、喧嘩をしてこなかった人
- 「立ち向かったぞ」の心が自信になる
- ボコボコにされても「戦ってやった」と笑っていい
- 「自分さえ我慢すれば」ではなく、我慢させるくらいでいい
- 悲しみを抑えつけると不安障害になる
- 最悪の事態を受け入れる
- 「やってやったぜ、このやろう!」
一日を終えて夜、ベッドや布団に入る前には「このままじゃ終わらん。ギタギタにしてやる!」などと、温度が上がるセリフをあえて言っていくこと。そうすると運気が上がっていきますよ。
しいたけ.の部屋
喧嘩もできずに引き下がってしまったことって、意外とモヤモヤとして残っているもの。
いつもウジウジ・クヨクヨしがちであれば、戦いからずっと逃げてきたのかもしれませんね。
そんなときに、「ギタギタにしてやる」っていうセリフは効きそうです。
クヨクヨって、温度下がるよね