他人に言われたことが、気になって仕方ない
スルースキルはそれまでの私の常識を打ち破り「みんなは私のために存在してくれている」と教えてくれたんです。
スルースキル “あえて鈍感”になって人生をラクにする方法
実は、他人の言葉には大した意味がないから。
- 怒られても
- 嫉妬されても
- 誰かが困っていても
- 誰かが不安になっていても
- 誰に何を言われても
イヤな人・イヤな感情への対処は、これだけ。
- 黙殺
- とにかく放っておく
- 何とかしようと、しない
- すべてスルーして、淡々とやりたいことを続ける
え? 本当にそれでいいの?
スルーして進んでるほうが、感謝できるようになるといいます。
スルースキルとは
スキル1.放っておく
- 腹が立っても
- 悔しくても
- 憎たらしくても
- スルースキルとは、何もしない技術
あまりに理不尽なことを言われたら、言い返しちゃうけど
【腹立たしい相手も、放っておく】
「なにいってんだ!」と言いたくなる相手は
そもそも話にならない人
だから、何もしない。
「なんでそんなことを言うの!」と責めたら、泥沼試合になるだけ。
- 腹を立てても意味がない
- なにをしても無駄
- 「また始まったな」と、軽く受け流す
- 押すのではなく、引く
- 「そういう見方もあるんですね」
- ニコニコ笑っておく
自分のやりたいことだけ、淡々と続ける
- 腹立たしい相手は、話にならない相手
本当に話もしないの?
【しばらく放っておいたら、チェックしてみる】
自分の感情は変わったか、変わってないか
ずっと「放ったらかし」にするのではなく。
しばらくしたらチェックして、自分の感情を記録しておくといいようです。
スキル2.「自分の心は広くない」と認める
- 自分はしょせん、感情的でちっぽけな存在である
- ちょっとしたことで泣いたり笑ったり怒ったりする
- そんな自分を、「しょうがないなぁ」と笑ってあげる
自分を笑ってあげるって、何?
ムキになってるだけの、ちっぽけな自分だから
- 「自分には、対処する力がある」と思っている
- 「こんなことで取り乱す自分じゃない」と思っている
- 「心が広くて、いろんな問題に対処できる」と思っている
- 相手を責めるより、こんな自分を笑ったほうがいい
スキル3.意識を別のものに向ける
- 現実的に「自分でコントロールできること」に、目を向ける
- 「答え」や「結果」がわかりやすいことに、目を向ける
- 運動や瞑想をしてみる
- 変えられることを、変える
- 答えの出ることを、優先する
- 結果が出ることを、やる
やるべきことは、「変えられること」「答えの出ること」「結果が出ること」
「答えの出ない問題」でグルグルしてるときは、結果的に何も変わってない
なぜ、何もしなくていいの?
1.「99%のノイズ」は、悩みではない
- 意味のないこと
- 相手にするほどのことでもない
- 「悩み」というレベルじゃない
- 99%をスルーするとは、大事な1%と向き合うこと
すべて大事だと思って、ひとつひとつを真面目に考えてた
スルーとは、「不真面目に生きる」「ラクして生きる」という意味ではない
- イヤなことを言われて、無視できない
- 自分をあわれむ
- 後悔してクヨクヨする
- 妄想にとりつかれる
- 正しさに執着する
- 悲しくて仕方ない
- 寂しくて仕方ない
- イライラして仕方ない
- 一番大事な問題は、何だっけ?
- どうでもいい問題に執着してないか
- これはノイズだろうか
- 1%に集中するから、むしろ忙しい
どうでもいいことに振り回されすぎて困っちゃう
2.「いい人」は、やめていい
- 人の言葉は、「スルーしちゃいけない」と思ってる
- →イヤな人からも、離れられない
- 「きちんと受け止めなきゃいけない」と思ってる
- →受け止めすぎて、混乱する
- スルーできないのは、いい人になりたいから
「あの人のようなイヤな人間になりたくない」
- 「清く正しく美しく」生きたい
- 我慢が美徳
- 他人を優先する自分は清い
- 嫌われたくない
- 無視すると、「相手にされなくなるかも?」と不安になる
- 尊敬と感謝をされなきゃいけない
- 困ってる人を助けることで、自分の存在価値を見出したい
- 「あの人」のように、無神経になりたくない
- 「あの人」のようなことはしたくない
- あんな無神経な人になりたくない
たとえば、自分が無視されて傷ついた経験があると、「あの人みたいになりたくない」という気持ちが強くなります。
「いい人になりたい」という場合、誰かへの恨みが隠れている可能性もあり。
なんで、いい人をやめなきゃいけないの?
3.スルーできないと、周囲にイヤな人が増えていく
言い返せないけれど、スルーできない
- 本音は言えない
- イヤだと言えない
- 感謝されるために、無理して頑張り続ける
- 相手を、「マナーのない人」だと思うようになる
- 「理不尽なことを平気で言える人」だと思うようになる
たしかに、相手に対する感情はどんどん悪くなる
【感情は、伝染する】
- いつも怒鳴られたり、悪態をつかれたりするなら
- 悪態をついているのは、実は自分
- いつも不機嫌な人がいるのなら
- 不機嫌なのは、実は自分
- いつも嫉妬されるなら
- 嫉妬しているのは、実は自分
- 相手の感情だと思っていたものは、実は自分の感情
え? 自分の感情?
感情が伝染する証拠はたくさんあると思います。
- 泣いている人を見て、もらい泣きをする
- 笑っている人を見て、つられて笑う
- 怒っている人を見て、こちらも怒る
泣いているのは誰なのか・笑っているのは誰なのか・怒っているのは誰なのか、境い目がわからなくなる。
これが感情の伝染。
相手の感情が、自分の感情になってしまうのです。
それは怖い。どうしたらいいんだろう。
あきらめよう。そうすればうまくいく
「何とかしなきゃ」は「何ともならない」
- こんなことで腹を立てるなんて、
- 私らしくない!
- 何とかしなきゃ
- こんな小さなことで、
- 悩むべきじゃない!
- 何とかしなきゃ
- あんな人に振り回されるなんて、
- 情けない!
- 何とかしなきゃ
- どうせ何ともならない
本当に何ともならないの?
自分の感情に逆らっても、勝てない
- 自分のイライラに、逆らわない
- 自分の不安に、逆らわない
- 自分の恐怖心に、逆らわない
不快な感情が起こった理由は大して問題ではない。問題なのは、それに対するあなたの反応なのだ。感情はあくまで感情にすぎない。いちいち分析することなしに受容(アクセプタンス)できれば、多くの時間と労力が節約できる。
幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない
不安やイライラには、どうせ勝てないから
怖いときは、何をしても怖い。
バンジージャンプが怖いのと同じで、怖いものは怖い。
もう、しょうがない。
一番強い相手は、自分の感情ってことか
相手の感情に逆らうのも、やめる
相手に逆らうのをやめた瞬間に、箱の外に出ることができる。自分を正当化しようという考えや感情から解き放たれるんだ。
自分の小さな『箱』から脱出する方法
- 逆らう目的は、自己正当化
自己正当化は、「でも! 私はこう!」でスイッチオンする。
だから。
「スルーする」とは、「『でも』のスイッチ」を「オフ」にすることだといいます。
「でも!」って言いたくなったときは、どうしたらいいの?
「なるほど、あなたはそうなのね」と言う
- なるほど。あなたの意見はそうなのね。
- なるほど。そういう見方もあるのね。
- 抵抗しない
- 喧嘩しない
- 自己主張しない
- だけど、賛同するわけでもない
- 「ふぅ~ん」で受け流す
- 「なるほどねぇ」で受け流す
困ったら、とりあえず「なるほど」で返してみる
まとめ
- ムカついても、放っておく
- 相手のことも、放っておく
- しばらくしたら、感情を記録してみる
- 自分はしょせん、感情的でちっぽけ
- ちょっとしたことで泣いたり怒ったりする
- そんな自分だよね、と笑ってみる
- 「変えられること」を、変える
- 「答えの出ること」を、優先する
- 「結果の出ること」を、やる
なぜ、何もしなくていいの?
- 99%のことは、ただのノイズだから
- 「いい人」になりたいだけだから
- 周囲にイヤな人が増えていくから
なぜ、スルーできないの?
- 「清く正しく美しく」生きたい
- 我慢が美徳
- 他人を優先する自分は清い
- 嫌われたくない
- なるべく下から、謙虚に出る
- 無視すると、「相手にされなくなるのでは?」と不安
- 尊敬と感謝をされなきゃいけない
- 困ってる人を助けることで、自分の存在価値を見出したい
- 「あの人」のように、無神経になりたくない
- 「あの人」のようなことはしたくない
- あんな無神経な人になりたくない
スルーできないと、こうなる
- いい人になりたいから 、
- 人の言葉は、「スルーしちゃいけない」と思う
- 「きちんと受け止めなきゃいけない」 と思う
- 自分を抑え、我慢していくから、
- どんどん悪感情がたまっていく
もしかしたら、自分の感情が伝染しているのかも?
- いつも怒鳴られたり、悪態をつかれたりするなら
- 悪態をついているのは、実は自分?
- いつも不機嫌な人がいるのなら
- 不機嫌なのは、実は自分?
- いつも嫉妬されるなら
- 嫉妬しているのは、実は自分?
スルーできる人と、できない人
- 心は、感謝で満ちてくる
- 感謝は、周囲に伝染する
- 自分が感謝される
- 心は、怒りで満ちてくる
- 怒りは、周囲に伝染する
- 自分が怒られる
ノイズをスルーできなくて、いつも「どうでもいいこと」に振り回されてた