常にイライラするならパニック障害かも?「曖昧さ耐性」と「Wish思考」が改善のポイント

感情的にならない技術

パニック障害・神経症という病気かもしれない。病気ならば対策を立てよう。

 

花粉症ならばマスクをする。対策を立てればいいんですよね。

神経症ならば心にマスクをする。それでいいのかも?

 

「『感情的』にならない技術」
by 和田秀樹(精神科医)

イライラしすぎるなら、神経症かもしれません

イライラするのは、パニックを起こして混乱しているからです。

理由がわからないのです。

 

なぜ、こんなことが起きるのか?

なぜ、こんなことを言われなきゃいけないのか?

なぜ、相手はそんなことを言うのか?

 

わからなくて、混乱し、パニックを起こす。

パニック障害というのは「神経症」という病気なのだそうです。

病気ならば、予防をして、治療をして、対策を立てるしかない。

 

卵アレルギーの人は、卵を決して食べない。アレルギーを引き起こすから。

肌が弱い人は、紫外線を徹底的に避ける。肌に害が生じるから。

パニックになるなら、パニックの元となるものを避ける。

「逃げ」ではなく「対策」ですね。

 

マスクをして、病院に行って、ゆっくり休んで、あたたかい格好をして……

病人をいたわるように、優しくしてあげればいいかもしれません。

曖昧さに耐えられる力をつけよう

心理学のことばに、「曖昧さ耐性(たいせい)」という言葉があるそうです。

「曖昧さにどれだけ耐えられるか」という意味です。

パニックになる人は、「曖昧さ」が許せないのです。「曖昧」だと混乱します。

 

白黒ハッキリさせたい。

善か悪かがわからないと落ち着かない。

正しいかどうかを判定したい。

ゼロか百か。

 

善悪をハッキリさせたいから、犯人探しをするわけです。

 

誰が悪いのか? 

何が悪いのか?

自分のどこが悪いのか?

相手は正しいのか?

 

だけど重要なことは、「どっちとも言えない」という事実です。

それを認めなければいけない。

それが「曖昧さ耐性」。

 

「曖昧さ耐性」が低い人のことを、この本では「Should思考」と言っています。

「こうあるべき」という思考ですね。

完璧主義とも言い換えられると思います。

 

完璧でなければならない

ベストを尽くさなければならない

 

そんな「Should思考」では、毎日が苦しいものになってきます。ちっとも楽しくありません。

何をやっても、「もっと頑張らねば」と思ってしまうからです。

 

そんな人は、「Should思考」を手放して、「Wish思考」に変えると良いそうです。

Wish思考というのは、「○○であったらいいなぁ」という思考。

 

完璧だったらいいなぁ
ベストを尽くせたらいいなぁ

 

どこまでも「Wish」です。

 

人は絶対に、完ぺきにはなれないし、ベストも尽くせないもの。必ず何かしらのミスや反省点は出てくるのです。

 

Wish思考になれたらいいなぁ

「Wish思考」は甘えではないのか?

完璧主義の人が完璧さを手放せないのは、恐怖心を抱いているから。

怖くて怖くて仕方ないのです。

何が?

 

ダメな自分になってしまうことが。

 

完璧さを手放しても、ダメ人間にはならないってことを知る必要があります。

 

大事なのは、感情的に安定している人のほうがコンディションにもむらがなく、しかも周囲の人間から好意的に接してもらうことで、アベレージ(平均値)的にはShould思考の人よりいい結果を残すということです。

 

実は、Wish思考のほうが、うまくいくというのです。

「引き寄せ」とか「ポジティブ思考」とか言われると、そこにさえも完璧にしなきゃと思いがちです。

 

こんなネガティブなことを言っていてはダメだ。引き寄せられない。

ポジティブに考えなければならない。

 

実はぜんぜんポジティブじゃない。「引き寄せ」も起きません。

 

すごく怖いけど、勇気がいるけれど、「Wish」を手に入れてみるというのはどうでしょう?

「Should」を捨ててみよう。

ひとつのことにクヨクヨする人は、平和な人

むしろ、平和なのかもしれません。ほかの災難にふり回されることなく、小さなことでいつまでもクヨクヨできるからです。

 

生きていると、いろんな災難が次から次へと降りかかってきます。

何ごともない日常なんてありえない。

必ず、何かのトラブルは発生するし、悩みはつきもの。

それなのに、ひとつのことだけにクヨクヨできるってことは、そのほかの様々な災難をものともしていないとも言えるわけです。

 

逆に言えば、いろいろ忙しくしていれば、ひとつのことにクヨクヨできる時間もないのです。

 

だから、クヨクヨしたくないなら忙しくすること。

それは、カーネギーの「道は開ける」という本にも書いてありました。

悩まない人というのは、忙しい人だそうです。

 

クヨクヨするなら、自分は平和だなぁ!と思ってみる。

クヨクヨしたくないなら、忙しくしてみる。

 

そうすれば、解決するかもしれませんね。

実は、大したことはないのかもしれません。

ということで。

 

まとめ

病気だと思って、しっかり対策を立てよう。

いつまでもクヨクヨできるのは、平和な証拠。

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