マコなり社長も認める、「ゼロ秒思考」のメモ書きの効果

マコなり社長

仕事、人生の生産性を劇的にあげる方法!

 

「ゼロ秒思考」メモ書きの効果って?

  • アイデアが出せる
  • 答えが出る
  • 自分を客観視できる
  • 感情のコントロールができる
  • 悩んでいることがスッキリする

 

「書く力」は絶大。

そのことを、マコなり社長がとてもわかりやすく解説されていたので、ご紹介します。

 

特に一番のポイントは、発散収束

発散と収束

 

具体的にどう書くかの例を、以下に書き起こしておきます。

ぜひ、マネしてみてください。

マコなり社長が語る「99%の人は思考停止! 仕事するフリはもうやめよう」

ゼロ秒思考のメモ書きとは、1枚1分で、思いついたことを書き出していくこと。

 

書き方については、マコなり社長の「発散と収束」の説明がわかりやすかったので、動画の内容からご紹介します。

 

【発散と収束】劇的に頭が良くなる書き方

マコなり社長のオススメは、2つのフェーズにわけて、1分で何枚も書いていくこと。

  1. 発散フェーズ
    • まずは思ったことを、たくさん書く
    • 何も考えずに書く
    • 選択肢を、数多く出す
  2. 収束フェーズ
    • 発散で出したことを整理し、「これからどうするか?」を書く
    • ひとつに絞り込んでいく

 

【発散】問いを1つ立て、思いついたことをたくさん書く

「メモ書き」は、自分で問いを立て、自分で答えを書いていく作業。

たとえば、次のように。

 

発散フェーズの例

  • 問い:なぜ、仕事でケアレスミスが多いくなるのか?
    • 自分がチェックしないから
    • 作業に余裕がないから
    • うっかりしているから
    • その仕事がつまんなくて集中できないから

これで、A4用紙1枚。

 

次に、新しい用紙に、それぞれの答えを問いにして、また書き出します。

  •  忘れずにチェックするには、どうしたらいいのか?
    • チェックしたことを上司に報告する
    • 同僚のダブルチェックをルールにする
    • ……する
    • ……する

 

他の3点も、「なぜ」をつけて答えを書き出す

  • なぜ、作業に余裕がないのか
  • なぜ、うっかりしてしまうのか
  • なぜ、仕事がつまんないのか

 

これを、さらに繰り返します。

  • 上司に報告するには、どうしたらいいのか
  • ダブルチェックするには、どうしたらいいのか

 

 

どういう問いを立てて、どういう答えを書けばいい?

結論は、何も難しいことを考えなくていい。

悩んで手が止まったら、次にいく。

思いつきに任せることが一番。

 

【収束】「これからどうするか」を決めて、書く

発散フェーズで書き出したことをもとに、「これからどうするか?」を書きます。

 

収束フェーズの例

  • 結論
    • 上司か同僚が必ずダブルチェックするルールにする、と上司に提案する
  • 理由
    • 最近、業務量が増えていて、速く仕事をこなす必要が生まれている
    • その結果、ケアレスミスが増えている
    • 業務量が減ることは当分考えにくい
    • そんななかで自分一人だけでチェックすると必ず見落としが起きる
    • だから他者にチェックしてもらうことをチームのルールにすることでケアレスミスを防げる

 

POINT
  1. 他人に見せたときに、「なるほどね。それが確かに一番いい選択肢だね」と思ってもらえるように書く。
  2. 簡潔なアクションプランと理由を書くようにする。
  3. 発散 → 収束 → 発散の繰り返しで、思考が洗練される

 

発散と収束

 

いつも、書かなきゃいけないの?

 

書くことでしか、考えは深まりません。

 

「書く」だけで、生産性が劇的に上がる

そもそも考えるって、何?

「考える」とは一体何なのかを理解しておくだけで、仕事、人生の生産性を劇的にあげることができます。

(by マコなり社長)

 

私たちは、何かあるたびに「ちゃんと考えなきゃ」と思いますよね。

 

でも。

99%の人は、「考えること」がわかってない

 

と、マコなり社長は言います。

 

え? 「考える」って何?

 

文章にすること。

 

断言します! 文章にすること以外、考えることにはなりません!

考えるとは、「自分が今、何を考えているか」を文章に落とすこと。

断言します!

これ以外は、「考える」ことにはなりません。

よくあるのは、手も動かさずに、「うーん、なんだろうな」と思い悩むこと。

これはハッキリ言って「考えたふり」です。

何も生み出しませんし、時間のムダです。

(by マコなり社長)

 

考えるとは
「自分が今、何を考えているか」を文章に落とすこと

 

文章にすること以外、考えることにはならない

手を動かして書くことが、考えることだというのです。

 

「ああでもない・こうでもない」は、何も考えてない

頭の中だけで、ああでもない・こうでもないと思っているのは、時間のムダ。

紙とペンを取り出して、書くほうが早いってことです。

 

なんで、書くことに効果があるの?

 

自分を客観視することができるから。

 

書くことで、偏った考えを「客観視」できる

人は、「認知バイアス」から逃れられない

認知の偏りを、「認知バイアス」といいます。

  • 認知とは
    • 判断や解釈をする過程のこと
  • バイアスとは
    • 偏(かたよ)りのこと

 

ひとことで言うと。

「自分の解釈は偏見に満ちている」ということ。

 

これは脳の機能なので、誰もがそうなのです。

避けることはできません。

 

  • 正確な判断ができる人は、誰もいない
  • 「自分の考えは、必ず偏っているもの」だと、自覚すべき

 

認知バイアスには、さまざまな種類がある

  • 単純接触効果
    • 何度も接触すると、好きになる
  • ハロー効果
    • 実績のある偉い人の話は、正しいと思う
  • アンカリング効果
    • 1週間後に提出しますと言われて、3日後に出されると早いと感じる
  • 一貫性の法則
    • 自分がずっとやってきたやり方が正しいと思う
  • ダニング・クルーガー効果
    • 能力の低い人ほど、自分を過大評価する

 

要するに、すべてはただの「思い込み」。

自分が好きなもの・正しいと思うことには、実は、なんの根拠もなく、ただの偏見でしかないのです。

すべて、認知バイアスなんですね。

 

認知バイアスから脱却するためには、文章にすること

もちろん、これで完全に認知バイアスから逃れることはできません。

ただ自分の考えの論理が通っているのか、抜け漏れがないのかを見ることはできます。

紙に書き出したり、タイピングをしていると、「あ、もしかしたら、こういうことかも!」と、ハッとすることありません?

自分が当たり前だと思っていることが違うと気づいたり。

自分が考えていなかったことがあることに気づいたり。

それがまさに、認知バイアスから逃れた瞬間なんです。

文章にして、自分の思考を客観的に見ることで、初めて気づくことができます。

(by マコなり社長)

 

書かない限り、認知バイアスから逃れられない

これはもう、書かずにはいられなくなりますね。

書かなければ、自分の考え方は、永遠に偏ったままになってしまうのですから。

そして、自己客観視ができなくなり、自分の能力を過大評価しては笑われる、という事態を招きかねません。

 

「考える習慣」で人生が変わる

実は私は、紙に思考を書き出すことを創業以来ずっとやっています。

きっかけは学生時代に、「ゼロ秒思考」という累計10万部以上売れている本の、著者(赤羽雄二さん)のセミナーを聞いたことです。

私はそのときにメモ書きを続けてみた経験が、すごくよかったんですよ。

毎日やっていて、思考が整理されていった感覚があったんです。

だから起業してからもずーっとやってきました。

(by マコなり社長)

 

アイデアは、すべてメモ書きから得ている

マコなり社長は、次のことをメモ書きで実践しているそうです。

  • プライベートのモヤモヤ解決
  • 数十億円規模の事業のアイデア出し
  • YouTubeのネタ出し(一言一句、自分で考えている)
  • 毎朝10分間、200名以上の全社員で、メモ書き

 

自分の思考を紙に書き出すことの効果は、絶大

起業前からメモ書きをしているということは、起業の成功も、起業後の成功も、すべてはメモ書き効果だということですね。

とても説得力のある成功事例です。

 

なお、午堂登紀雄さんは、「人生の『質』を上げる 孤独をたのしむ力」という著書で次のように述べています。

 

自分の悩みや考えを文字として紙に落とすと、いったん自分を離れ、客観的に見ることができます。自分の中でぐるぐる回る悩みを自分から引きはがして紙という現実世界に固定し、強制的に「もうひとりの自分」から見つめられるようにすることで、冷静さを取り戻すのです。

(by 午堂登紀雄)

 

つまり、自分の分身を、紙のなかに作り出すことか。

 

余談ですが、私は昔、「ドラえもん」よりも「パーマン」に憧れました。

何でも叶えてくれるパートナーよりも、自分の分身がほしかったのです。

その自分の分身を、A4用紙で実現する。

それが「メモ書き」なのだと思います。

具体的に文章にすることで、自分との対話をするのです。

 

100%成功保証! 人生が好転する

このメモ書き習慣を、1年間、いや、3か月でも構いません。

もしあなたが毎日10分間続けられたら、それだけで劇的に頭がよくなりますし、人生も好転します。

100%成功保証でよくなると断言できるので、ぜひやってみてください。

本家のやり方を知りたい方は、「ゼロ秒思考」を買って読んでください。

私が言ったやり方はかなり簡略化しています。

だからもし、もっと詳しい本家のやり方が知りたい方は、ゼロ秒思考を買って読んでみてください。

(by マコなり社長)

 

 

まとめ

発散と収束

メモ書きの2つのコツ

  1. 発散フェーズ
    • まずは思ったことを、そのまま書きまくる
    • 思いつきにまかせ、悩まず書く
  2. 収束フェーズ
    • 発散で出したことを整理し、結論を書く
    • 他人から「なるほどね」と言ってもらえるように書く
    • 「アクションプラン」+「理由」のセットで書く
    • 行き詰まったら、また発散フェーズへ

 

今の感情を思いつきで書くのは簡単でも、それを他人にも納得してもらえるように「収束」させるのって難しいですよね。

私はいつも「発散」ばかりなので、「収束」を心がけていきたいなと思いました。

特に、「アクションプラン」+「理由」のセットは大事ですね。

どういう理由で、どう行動に移すかということが明確になれば、たしかに頭がよくなるはずです。

そこまで書いてこそ、「考える」行為なのだなと実感しました。

 

  • 「考える」とは、「自分が今、何を考えているか」を書くこと
    • 文章にすること以外、考えることにはならない
    • 書かないと、認知バイアスから逃れられない
  • 毎日10分続けたら、確実に頭がよくなる
    • アイデアがどばどば出る

 

 

また、特に怖いなと思ったのが、「ダニング・クルーガー効果」です。

ダニング・クルーガー効果とは

能力の低い人ほど、自分を過大評価すること。

 

人は誰もが、「自信がない」と口では言いつつも、実は心の奥では「自分ほどスゴい人間はいない」と思っているもの。

けれども、そのほとんどが過大評価だというのです。

 

「自己客観視」がないと、適切な選択ができないんですね。

自己客観視は、「メタ認知」「メタ思考」ともいいます。

メタ思考知らないと損する!【メタ思考】自分を理解してもらえないときのトレーニング法

 

なお、メモのやり方としては、「メモの魔力」も勉強になります。

では、「ゼロ秒思考」と「メモの魔力」では、何が違うのでしょう?

詳しくは、こちらで。

メモの魔力 ゼロ秒思考メモの魔力とゼロ秒思考【メモのとり方】オススメの方法まとめ

 

 

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