他人の気持ちはわからないって本当だろうか?【14歳からの哲学】

哲学

実は、他人の気持ちを理解する能力は、誰もが持っている。

本当は、わかる。

努力しようとしてないだけかもしれない。

 

 

14歳からの哲学」

哲学を学ぶには、この本がオススメ!

自分と他人に対する考え方が、変わります。

 

 

 

【集合無意識】人間の無意識はつながっている

集合無意識とは

集合無意識とは

個人の無意識層のさらに下に存在するもので、他者の無意識とつながっている無意識

 

木にたとえてみると。

一本一本の木は独立して、そびえ立っている。

けれども、地中深くでは、根っこが他の木とつながっていたりする。

同じように人間も、一人ひとりは個別の独立した存在だけれども。

根っこでは、無意識がつながっている。

つながっているからこそ、不思議なことが起こるんだ。

オリンピックで世界記録を更新すると、次々に更新される

今まで、誰もが破ることのできなかった世界記録。

しかし不思議なことに、誰か一人が突破すると、次々と記録更新する人が現れる。

一人が成長すると、他者へも影響を与え、どんどんと記録が塗り替えられていくのだ。

これは、集合無意識があるからという説がある。

他者の痛みを見ていると、自分も痛んでくる

集合無意識があるから、他人の痛みも感じることができる。

 

たとえば。

 

テレビで殺し合いのシーンを見たりとか。

誰かが大きな怪我をして、手術で苦しんでいる姿を見たりすると……

 

自分には、身体的負担がないにもかかわらず、つい、「痛い!」と叫ぶことがあるだろう。

見てるだけなのに、本当に痛くなってくる。

「もらい泣き」することさえ、ある。

 

なぜ、そんなことができるのか?

 

人の痛みを、自分の痛みとして感じる力が、人間にはあるんだ。

それが、集合無意識というもの。

 

「痛み」だけではなく、「笑い」や「イライラ」も伝染する。

成熟した大人とは、人の痛みがわかる人

子どもが残酷なのは、未熟だから

どうやら、子どもの頃は、他者の痛みを感じる能力は弱いらしい。

「子どもは残酷」と、よくいうように。

昆虫を平気で踏みつぶして、なんとも思わなかったりする。

身近な人が亡くなっても、あまり理解ができていないので、泣くこともない。

私自身、4歳のときに祖父が亡くなったけれども、まったく悲しい気持ちにはならなかった。

「死んだ」という事実は認識していたけれども、特に何とも思わなかったように思う。

成熟すると、人の痛みがわかるようになる

成熟するにつれ、だんだんと痛みがわかるように、なってくる。

「他者の存在」が、自分の意識の中に入ってくるからだろう。

釈迦やキリストなら、一瞬でわかるはず

さらに成熟した、釈迦やキリストのような人は、きっと本当に、一瞬でわかるのだろう。

「人を励ます」とき、成熟した人ほど、共感能力が高いものだ。

なぜなら、自分と他人とが別々ではないことを、知っているから。

自分と他人とは一体

成熟した大人とは、痛みがわかる人。

自分と他人が別々ではないと、気づける人。

自分も他人も、集合無意識でつながっている。

一体だからこそ、相手の気持ちを感じる能力があるんだ。

まとめ

結婚するときに、「幸せにしてほしい」と願う人は、失敗しやすいと、よく言うけれど。

 

たしかに。

 

内と外は、一体だから。

 

自分だけ幸せって、ありえない。

相手の幸せ記録が更新された分だけ、自分の記録も上がっていく。

集合無意識とは、そういうもの。

 

とはいえ、私たちは、釈迦でもキリストでもないから。

やっぱり、わからない。

 

未熟だから、わからないのであって、成熟していく努力が常に要される。

コミュニケーションを放棄していると、なかなか成熟できないものですよね。

これでOKと油断してると、人間関係は発展しない。

 

 

ということで。

 

memo
自分と他人とは、無意識でつながっている。

だから、相手の気持ちを知る努力を続けていけば、必ずわかるもの。

「どうせわからない」とあきらめないでおこう。

 

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