人生100年時代。大人は常に、学び直さなくてはならない

働く大人のための学びの教科書

若い世代の躍進はすごい。AIの台頭、ネット社会の広がり。大人はまったく追いつけません。常に学び直しがせまられています。

老後は、ゆっくり引退生活。

そんなことを言っていられない時代になってきました。

年金はままならないし、若い世代に頼ってばかりもいられない。

経済に行き詰まった社会は、いつまでも働くことを奨励する。

100歳まで生きる可能性が大いにある現代。

仕事に限らず、大人は大人であることを言い訳にはできません。

老若男女問わず、どんな人とも対等に、胸を張って生きていけるように、「学び直し」が問われてきます。

油断をしていると、何もできなくなる。いつまでも「学び」を忘れない人生でありたいですね。

働く大人のための『学び』の教科書
by 中原淳

昔のように、大人はいつまでも大人でいられない

選択肢の少なかった社会では、大人は、いちど大人になれば、ずっと大人でした。

古い世代を尊敬するという文化があった。

しかし今は、どんどん社会が進化していく。新しい技術に、すぐに追いつけなくなる。

そうすると、若い世代から教えてもらうという逆転現象が起きるわけです。

そんなことは、人類の歴史上、初めてのこと。

とても困難な時期に差し掛かっているようです。

「老人の知恵」「経験者の知恵」なんて、とんでもない。お荷物にさえなってしまう可能性があります。

だからこそ、求められるのは、いつまでも「学び続ける」こと。

過去の栄光にすがることなく、新しいものを取り入れていく勇気。

じゃなければ、たんなる中古品になりさがってしまうかも?

学び直すこと、変化をためらってしまった人たちの多くはこういいます。 「この道一筋で一生懸命やってきたのに……」 「こんなに努力しているのに納得がいかない!」  
どの人にも共通しているのが、 外部環境の変化に応じて学び直すことを放棄してしまっていることです。さらには、変化することから逃げてしまっていることです。  

成功体験のある人ほど、過去の実績にこだわり、自分の技術に執着し、新しいものを取り入れることができなくなるのだそうです。

ひと昔前なら、それでも生きていけた。

頑固なお父さんは、威厳のある存在。

肝っ玉母さんには、誰もかなわない。

でも今は、ダメなものはダメと、皆がネット上で叩くようになり、炎上におびえるような世の中です。

大人は、いつまでも大人ではいられない。年齢だけでは大人になれなくなっています。

経験者だからと自動的に尊敬されるのではなく、努力し続けなければなりません。

ある意味では、良い時代とも言える。

けれど、そのぶん、常に自己改革が必要になってきますね。

学び続けることで、変化や進化に耐えられる自分になっていきたいなぁと改めて感じました。

学び直しの方法は、誰も教えてくれない。大人の学びは、けっこうツラい

子どもには、教師がいる。

新入社員には、先輩社員や上司がいる。

その内容はともあれ、若い世代は学ぶチャンスがたくさんあります。学ぶ方法も教えてくれます。

求めれば、親切に、丁寧に、教えてもらえる。かわいがってもらえる、一番華やかな時期です。

だけど、年齢を重ねていくと、教えてくれる人がいなくなる。

それなのに、今まで以上に「学び」が求められるのです。

教師のいない学び。学校のない学び。先人のいない学び。

難易度の高いところに、きているのです。

だからこそ、そこで学び続けていけば、かなり成長できるというチャンスなのでは?

そんな希望も、少し持つことができました。

だって、誰もわからないことに挑戦しなければならないのですから。意外と、楽しいかもしれません。

けっこうツラいけど、意外と楽しい。

そんな予感がする。

大人であるわたしたち自身が、どうなりたいかを自分で決め込み、腹をくくる

若い頃にはできなかった、主体的に生きるということ。

そんなことが、実現できるのかもしれません。

「大人の学び」が、厳しいものである反面、楽しんでいけばいいんじゃないかという気分になってきました。

振り返りが大事

振り返りとは、「過去の自分の行動を見つめ直し、意味づけたうえで、未来に何をしなければならないのかを、自分の言葉で語れるようになること」です。

「振り返り」の話が出てきました。

過去に意味を見いだし、未来に何をすべきか? それを自分の言葉で語る。

なるほど。

そのために、日々の振り返りが大事だというのです。

いろいろやってみたけど、何も変われなかった。何も身につかなかった。

それは、「振り返り」がきちんとできてないからです。

「振り返り」をとおしてこそ、「経験」は、「学び」に変わる。

特に次の言葉が、グッと心にしみました。

挑戦行動なくして、振り返りなし

振り返りなくして、挑戦行動なし

「振り返り」というと、苦手に感じる人が多いと思います。

私もそうでした。

今週は何をやったっけ?と、今週のことさえ、思い出せない。

何をやったのか? 何を学んだのか? 何を反省したのか?

そんなことが、まったくもって思いつかないのです。自分のことなのに。

それは、やはり、挑戦がなかったから。

いや、自分なりには必死だったのですが、やみくもといった感じ。暗中模索。何をしているかがわからない。

やっぱり言語化するってことが大事ですね。

人は、言語化したことしか、実現できないそうです。

苦しいけど、必死に考えなければならない。言葉にしなければならない。

そのプロセスがないから、経験が学びにならないのです。

フランスの文筆家・ブールジュという人は、次のように言ったそうです。

『自分の考えたとおりに生きなければならない。そうでないと、自分が生きたとおりに考えてしまう』  

「生きたとおりに考える」のではなく、「考えたとおりに生きる」

主体的に考え、自分で自分の人生をコントロールすること。

それが「大人の学び」だということです。

ちょっとだけ、前向きな気分になってきました。

ということで。

まとめ

学び続けようという意欲。

自分の成功体験には、こだわらないほうがいい。

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