自分に自信をもちたいなら、自己に反逆する勇気をもとう!
「大衆の反逆」 by オルテガ
オルテガによる「大衆」の定義
- 自分には価値がないと思ってる人
- 自己完成への努力をしない人
- 風のまにまに漂う浮標のような人
- 「周囲と同じ」が何よりの喜び
- 赤信号みんなで渡れば恐くない
- きまり文句を神聖化する
- それを他人にも押しつける
- 出る杭は打つ
- 排他性と不寛容さを持っている
- 権威者に寄り添って満足する
- 反省しない
- 義務を果たさない
- 権利の主張だけはスゴイ
- 自分は頭がいいと思いこんでいる
- 実は何も考えていない
- すべてを当たり前と思っている
強いて褒めようとするなら、「単純素朴」という言葉くらいしか見つからない!
それが、THE・大衆!
さてさて、自分は大衆のままでいいのかどうか?
「大衆の反逆」とは、「自己への反逆」のこと
本のタイトルである、「大衆の反逆」とは……
真に反逆と呼びうるものは、人間が自己の運命を拒否すること、自分自身に対して反逆すること以外にはない
つまりは。
大衆の生き方をする自分自身に、反逆せよ!
「反逆」とは
「逆の方向に進む」こと
大衆の生き方をすべて逆さまにしてみると……
- 自分には価値がある
- 自己完成への努力をやり続ける
- 根っこを張る
- 人と異なることに自信を持つ
- たとえ一人でも信じた道を行く
- きまり文句を疑う
- 他人には押し付けない
- 出る杭は喜ぶ
- 寛容の精神を持つ
- 権力にヘコヘコしない
- 常に内省する
- やるべきことは、やる
- 権利を主張する分、責任も持つ
- 自分の無知さを知る
- 自分の頭で考える
- 当たり前を疑う、有り難いと思う
つまりは、「自己肯定感」も「自己への反逆」の結果
自己肯定感を高めるためには、「自己への反逆」が必要。
「~すべき」「これが当たり前」と、思ったときも。
「自分はダメだなぁ」「自信ないなぁ」と、思ったときも。
「本当なのか?」
「なぜなのか?」
「他の考えはないのか?」と、すぐさま疑ってみること。
「変わってるね」と言われて、そんなに自分はおかしいのだろうか?と感傷的になったときも。
「それがどうした? 大衆になりたいのか?」と。
本当にスゴい人は、人とは異なっている。
人と同じでいたいという自分に反逆しなければ。
「自己肯定感」も、「人と異なる勇気」も、「自信を持つこと」も、すべては「自己への反逆」っていう感覚で。
それこそが挑戦であり、成長。
もちろん、「私は大衆がいい!」というのも、立派な選択だけど。
ただし。
本気で自分を好きになり、本気で自己肯定感を高めたいなら「反逆」するくらいの、勇気と覚悟はデフォルトなのだ。
ということで。
memo
今の自分自身に反逆しよう!