なぜ、読書が大切なのか、どう読んだらいいかが、よくわかる。
読書を続けようと思った、きっかけを与えてくれた本。
「読んだら忘れない読書術」by 樺沢紫苑
もしあなたが今の生活、今の仕事、今の収入を変えたいと心から思うのなら、「読書」をお勧めします。なぜならば、本にはこの世の中のほとんどの問題の解決法が書かれているからです。
ほぅ! それならば、読まなきゃ損!
本には、解決法がすべて書かれてある。
おまけに頭も良くなる。
読書のメリットと、読む前に何を心がけるべきか?
まとめてみます。
Contents
読書は、IQを高める最高の方法
頭が良くなり、アンチエイジングになる
- IQが高くなる!
- 老化防止になる!
- 100歳まで元気に生きられる!
つまり。
頭がよくなり、アンチエイジングになる
これぞ、読書の醍醐味ではないでしょうか。
自分の能力を伸ばす方法は、「運動」と「読書」
肉体的な体力をつけたいなら、運動。
知能的な体力をつけたいなら、読書。
「文武を身につける」という昔からの知恵は、やはり王道ですね。
IQを左右するのは、読書量
IQを左右するのは、実は……
「何を読んだか」よりも、「量」がカギ!
これはちょっと、衝撃。
よくある読書術では、ムダな本は読まないとか、読む前に目的を考えようとかも言われますが。
やはり「量」が大事だ、と。
たしかに、子どもの頃からずっと読書を続けている人は、頭の回転が違うなと感じます。
だから、あまり考えずに読み続けてみるのも、いいのではないでしょうか。
なぜIQが高くなるのか?
なぜIQが高くなるか?
それは、脳の使い方に理由があります。
次の作業は、別々の脳の領域でおこなっているそうなのです。
- 読む
- 線を引く
- 書く
- 考える
- 話す
つまり、脳をフル活用できるということです。
線を引き、メモをしながら本を読むだけでも脳がどんどん活性化される!
IQが高まり、脳が活性化し、老化防止・アンチエイジングもできるなんて!
いいことづくしの読書。
これはもう、今すぐ、習慣化したほうがいいですよ。
読書の前に、考えるべきこと
読書の定義:説明・要約・議論
- 内容を説明できる(要約できる)
- 内容について議論できる
さて、本を読んだ後、内容を説明できるでしょうか?
要約できますか?
そして、議論できますか?
説明・要約・議論をすることを先に念頭に置いてから読み始めると、より効果的です。
読み流すよりも、しっかりと読み込む。
すると、得るものは、何倍にも何十倍にも、することができます。
何が書いてあるかよりも、何を気づけるか
「その本に何が書いてあるか」よりも大事なこと。
「その本から何を気づけるか」
ただたんに、「面白かった」「つまらなかった」ではなくて。
自分の気づきに変えるのは、自分。
つまり、自分の能力によるのです。
決して、「本の質」によるのではない。
つまらなかったなぁで終わったら、自分の能力不足だと思ったほうがいいですね。
どれだけ気づきを得られるかに、意識を向けるのです。
圧倒的なインプット+アウトプット=成長
本をたくさん読む = インプット
気づいたことを、たくさん話す・書く = アウトプット
インプットとアウトプットを繰り返すと、次のような力が、どんどんついていきます。
- 思考力
- 判断力
- 文章力(質もスピードも)
作家になりたいのなら、絶対にしなければならないことがふたつある。たくさん読み、たくさん書くことだ。私の知るかぎり、そのかわりになるものはないし、近道もない。(「書くことについて」小説家スティーヴン・キング)
とにかく、読んで・書いて・話す。
これを圧倒的な量で繰り返すこと。
では、アウトプットは、どのようにしたらいいのでしょう?
アウトプット方法
1.要約しながら伝える
本の内容を要約しながら伝えます。
その際は、「どこがどう役立ったのか」を伝えるように。
2.10日以内に3回アウトプットする
SNSに3回書くでもいいし。
SNS1回、人に2回でもいい。
人に3回でもいい。
とにかく、3回!
3.感動とレビュー
- 感動:自分の今の思い(当日に書く)
- レビュー:他の人にも役立つ文章(1~2日後に書く)
「感動した!」という素直な感情も大事ですよね。
それと同時に、人に伝えるなら、相手にも役立つことが大事。
感動とレビュー。
両方を心がけましょう。
4.人に勧めるには「ジャパネットたかた」式
一つの視点だけでなく、複数の切り口で勧めること!
「ジャパネットたかた」のように、「こんな機能も」「あんな機能も」というような感じです。
複数の切り口で人に紹介しようと思ったら、複数の視点で本を読まなければなりませんよね。
面白い話ができるかどうかよりも、「自分の視点が増える」ことに意義があるのだと思います。
- アウトプットを前提に本を読む
- 要約の力をつける
- 複数の視点で語れるようにする
多読すると考える力を失う?
いいことだらけの読書。
……と、思いきや!
読書には意味がないという主張もある。
しかも、ショーペンハウアーは、「多読をすると考える力を失う」とまで言われています。
さて、読書はいいことなのか? 悪いことなのか?
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