【観察力とは】人間関係が楽しくなる秘訣

観察力

人間力を身につけるには、まずは観察力から。

周囲の人をじっくりと観察してみよう。

 

即断即決に必要な力の一つは、「観察力」だという話がありました。

ゼロ秒思考即断即決のための4つの力とは?

 

そして、人間関係とは「昆虫観察」だという話も。

理不尽な上司上司へのイライラが消える最も効果的な方法

 

昆虫観察とは、人間を「昆虫」だと思って蔑視することを言っているのではありません。

子どもが昆虫観察に夢中になるように、夢中になって人間を観察しよう、ということ。

 

観察力こそ、生き抜く力なのだ

 

ここでは、「観察力」についてまとめます。

プレーヤーからマネージャーへの転換がうまくいく人ってどんな人?

できる人はなぜできて、できない人はなぜできないのかを観察している人

スポーツ界ではよく、「優れたプレーヤーは優れたコーチになれない」と言います。

もともと天才的な能力を持っている人は、他の人がなぜできないのかがわからないため、うまく教えることができない、と。

 

会社組織の中でも、プレーヤーからマネージャーへの転換には苦労します。

そもそも管理職になりたくないという人も大勢いるほどですね。

どうやって部下育成をすればいいのか、誰もわからないからです。

 

ただし、プレーヤーからマネージャーへの転換がスムーズにいく人もいて、そういう人には共通点があるそうです。

 

以下、ちょっと長いですが、「世界基準の上司」(赤羽雄二著)より、抜粋します。

 

スムーズに行ける人は、「プレーヤー一人ひとりが何をすべきか、できる人はなぜできて、できない人はどこがひっかかってできないのか、部門の全体像がどうあるべきか」を、常に考えている。自分が成果を出しつつ、周囲の状況も決して無視したりはしないし、仲間を助けてあげたりもする。周囲からも何かと相談を持ちかけられる。

たいへん苦労する人は、プレーヤー時代に自分の成果達成のことしか考えておらず、周囲の人が何をしているのか、なぜ困っているのかあまり考えていない。できない人は「なぜできないのか、どういうところでひっかかっているか」をあまり考えたことがないので、いざマネジャーになってもあまりよくわからない。部門が全体としてはどちらの方向に進んでいるのか、それもそれほど関心を持っていなかったので、あまりよく把握できていない。

 

つまり、スムーズにできる人は、全体をよく見ていたということです。

 

  • できる人は、なぜできるのか?
  • できない人は、なぜできないのか?

 

そういったことを、プレーヤー時代から、よくよく観察し、分析をしているということでしょう。

 

要するに、大事なことは……

 

周囲をじっくりと観察する

 

「観察力をつける」ことが、ポイントだというわけです。

 

自分の成果達成だけに集中するのではなく、周囲の人のやり方、周囲の人の悩みをよく観察することが大事なのですね。

 

できる人は、どんなやり方でうまくいっているのか。

できない人は、どんなことでつまずいていて、どうすれば乗り越えられそうなのか。

 

たしかに、そういったことを観察しておくと、いざというときに対処できそうです。

自分は関係ないと思わずに、周りをしっかり観察する。

関わることはできなかったとしても、観察なら誰でもできますね。

知性は、「観察」と「試行錯誤」によって磨かれる

古代では、命を守るために観察力が不可欠だった

大自然の中での原始的な生活においては、常に周囲を観察する必要があります。

いつどこから、敵が襲ってくるか、見張っていなければならないですよね。

古代の生活では、人間の観察力は鋭かったはずだと、エーリッヒ・フロムは言っています。(「よりよく生きるということ」より抜粋)

 

観察し、そこから学習するということを、原始人はいやおうなく強いられている。

天気や動物の行動や他の人間の行動を観察しなければならない。

 

一方、現代の生活では、便利になりすぎて、自分で観察する必要もなければ、考える必要もありません。

提示された情報を、ただ暗記するだけ。

必死になって観察しなくても、命の危険にまでは及ばないからですね。

 

自分自身の観察や思考によって知るべきことを、実際には何も知らない。モノを使うのに、思考や技能がさほど必要とされないのである。

 

本来なら、自分の観察力・思考力を使って、知るべきなのです。

そうしなければ、生き残る力がつきません。

普段、観察力・思考力を使っていない人が、いきなり上司やリーダーという立場になって困るのは当たり前ですね。

知識を持つことと、知性を備えることとは違う

生き方はニーチェに聴け!」(白取春彦著)には、次のように書かれてあります。

 

知性というのは、執拗な観察試行錯誤によって、ある事象から何事かを引き出して生活に役立てること

 

つまり、知性があるということは、自分の能力を使ってこの世界を生き抜く力を持っているということを意味しているのだ。

 

まとめると。

知性のある人とは、次のような人を指します。

  • 執拗な観察と試行錯誤を繰り返す人
  • ある出来事から学びを得て、生活に役立てる人
  • 自分の能力を使ってこの世界を生き抜く力を持っている人

 

「執拗な観察」と「試行錯誤」を繰り返す

 

これが、知識を知性に変えるために必要なことだということです。

楽しく観察をしよう

昆虫や宇宙人や動物に見立ててみる

個人的には、「昆虫観察」が好きですが、昆虫以外にも、さまざまな表現をしている人がいます。

 

「宇宙人」だと言う人もいれば。

http://u-note.me/note/47510008

 

「動物」だと言う人も。

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2001/22/news013.html

 

何であれ、自分が楽しめるやり方を見つけるのが一番。

観察力は、楽しめば楽しむほど、磨かれていきます。

アナザープラネット~人は人、自分は自分

英語では「アナザープラネット」という表現をするそうです。

「あの人は、別の惑星に住んでいる」という意味ですが、必ずしも相手を軽視する表現ではないのだとか。

「あの人と自分は考え方が違う」という意味であって、お互いを尊重する考え方のようです。

 

日本では、「人は人、自分は自分」と言うと、なぜか冷たいイメージがありますよね。

その理由は、「同調圧力」のせいでしょう。

自分も他人も世間も、同じでなければならないと、皆が皆、思っているわけです。

 

「人は人、自分は自分」というのは、「嫌われる勇気」で説く「課題の分離」という考え方になりますね。

 

豊かな人間関係を築くことは、相手に同調することとは違うはずです。

しっかりと境界線を引いたうえで、お互いを尊重する。

そのための「観察力」。

 

ということで。

 

memo
観察力は、楽しくやればやるほど、磨かれていく。

人間関係も楽しく。

観察も楽しく。

とにかく楽しくやろう。

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