思い込みのABC理論~出来事はあなたを不幸にしない

論理療法

希望はあなたを捨てない。

あなたが希望を捨てたんだ。

 

自分はもうダメだ

 

自分はダメだと感じてしまうことは、ありませんか?

だけど。

希望は、常に私たちを味方してくれる。

「自分はダメだ」と決めてしまったとき、自分が希望を手放したのです。

 

赤ちゃんは、ハイハイすることをあきらめません。

立ち上がることも、歩き出すこともあきらめません。

もしも赤ちゃんが途中で、「自分はもうダメだ」と思って、あきらめてしまったら……

 

私たちは今、歩くことさえできないはずですよね。

 

あきらめなければ、必ずできるようになる。

赤ちゃんの頃は、それを信じていました。

 

でもいつしか、あきらめるようになってしまったのです。

「自分なんてダメだ」という思い込みとともに。

 

この記事では、「思い込み」と「感情」の関係性=ABC理論についてまとめます。

論理療法

出来事から感情が生じると、どうなる?

  • 上司に、理不尽に扱われた
  • 両親に、愛されなかった
  • 友達に、ひどいことを言われた
  • 恋人に、裏切られた

 

 

  • だから、私は不幸
  • だから、私は悲しい
  • だから、私はイライラする

 

私たちはたいてい、起きた出来事のせいで、感情が沸き起こるものと思っていますよね。

 

でも……


本当に理不尽に扱われたのか?

本当に愛されなかったのか?

本当にひどいことを言われたのか?

本当に裏切られたのか?

 

本当なのか?と、一度疑ってみるほうがいいかもしれません。

勘違いである場合も多いからです。

一番いいのは、勇気を出して本人に直接、聞いてみること。

もしくは、第三者の客観的な意見を聞いてみること。

聞いてみると、実は違ってたということもたくさんありますよね。

 

一人で勝手にスネてないで、まずは事実確認を!

 

そのうえで……

本当に理不尽に扱われる場合もある。

本当に愛されない場合もある。

やはり、悲しい出来事というのは起きます。

そんなときは、どのように心のモヤモヤを解消したらいいでしょうか。


そんなときの、とっておきの言葉。

 

出来事は、あなたを不幸にしない

 

ABC理論を学んでみよう

ABC理論(論理療法)~出来事はあなたを幸にも不幸にもしない

論理療法

出来事のせいで感情が生じるのだとしたら、自分という人間は、どんな出来事が起きるかでフラフラと変わってしまいます。

ものすごく不安定ですよね。

人はもっと、主体的に生きていけるはずです。

理屈で考えてみても、感情を生み出すものは「出来事そのもの」ではないことがわかります。


では、感情を生み出すものとは、何でしょうか?

実は、出来事と感情の間に、もう一つ、重大な要素があるのです。


それが……


受け取り方


思い込み・固定観念・ビリーフとも呼ばれるものです。

 

A
出来事
イヤなこと・理不尽なこと
B
受け取り方
自分は嫌われている
C
感情
どうせ自分なんて……

 

これをABC理論(または論理療法)と呼びます。

カウンセリングに用いる場合は、「説得カウンセリング」という区分になります。

 

では、ネガティブな受け取り方(思い込み)の例を見てみましょう。

ネガティブな受け取り方(=思い込み)

こんなネガティブな受け取り方(思い込み)をしていないか、チェックしてみてください。

 

自分への思い込み
  • 私は、ポジティブであるべきだ
  • 私は、緊張してはならない
  • 私の夢は、叶わねばならない

 

他人への思い込み
  • 両親は私を、傷つけてはならない
  • 恋人は私を、一番に優先すべきだ
  • 子供は私の、理想通りに育つべきだ

 

環境への思い込み
  • 職場は、人間関係に恵まれるべきだ
  • 社会は、私の思い通りになるべきだ
  • 世界は、私を救えない

 

そして、これらの思い込みの裏には、強烈な恐怖心があります。

 

思い込みの裏にある恐怖
  • ポジティブに考えられない私は、努力が足りなさすぎるんだ
  • 人前で緊張するような私は、何をやってもうまくいかないんだ
  • 私の夢が叶わないなら、私の人生は失敗だ
  • 私を傷つけた親には冷たく接しても当たり前だ
  • 恋人が私の約束を守らないのは、私を愛してない証拠だ
  • 子供を理想通りに育てられない私は、親失格である
  • 職場の人間関係が悪いから、私の能力は活かされない
  • 社会は私の思い通りにならないから、私が怒るのも当たり前だ
  • いろいろやってきたけど、この社会には私を救えるものは何もなかった

 

どうでしょうか。

受け取り方が変われば、感じ方ももっと違ったものになりそうですよね。

受け取り方は無数にある~幸せとは、楽しく受け取ること

「幸せ」とは、「出来事を楽しいほうに受け取ること」と言ってもいいのかもしれません。

出来事は常に1つ。

でも、その受け取り方は無数にある。

ならば、楽しいほうに受け取れたほうがいいですよね。

ただし、ここで注意点は……

 

楽しいほうに受け取らなきゃ

 

これではまた、義務感・思い込みになってしまいます。

受け取れないなら、受け取れなくていい。

生きていくことは、本来、苦しいもの。

楽しくなんてないし、苦しくて当然です。

苦しみ・孤独を、受け入れるのもポイントです。

大人は孤独~孤独を受け入れてこそ、楽しく進める

大人は孤独です。

一人で戦わなければなりません。

 

子どもは逆ですよね。

周りの大人が、常に手取り足取り教えてくれて、常に励ましてくれる。

だから子どもは無邪気なのです。

 

でも、大人になると、励ましてくれる人がいなくなる。

自分が励ます側になる。

だんだんと孤独になっていきます。

その孤独を引き受けてこそ大人であり、引き受けてこそ楽しめるのでしょう。

 

どうしても寂しいときは、こう唱えてみるといいです。

 

誰もが孤独で、誰もが不幸なんだ

 

「なぜ自分だけ?」って思うからイライラする。

「皆も同じ」だとわかれば、勇気が出てきます。

 

それでもどうしても、「自分だけが不幸だ」と思ってしまうときがありますよね。

 

「自分だけ」ってのが思い込みなんだ

 

思い込みを手放せたら、気持ちが変わるかもしれませんよ。

やれる範囲でマイベストを

「あれもこれもやらなきゃ」とか、

「楽しいほうに受け取らなきゃ」とか、

「自分だけって思わないようにしなきゃ」とか、

その時点でまた、思い込みが増えていって疲れてしまったりもします。

 

だから……

 

やれる範囲でマイベストを

 

最善を尽くしていれば、それでいい。

 

あまり窮屈に考えすぎないように

 

まとめ

精神的に苦しくなってきたとき、ぜひABC理論を思い出してみてください。

何が自分の思い込みなのか、どんな受け取り方をしているのかを見つめてみるのです。

思い込みに気づくだけで、新たな視点が広がって、心が軽やかになります。

出来事は、あなたを不幸にはしないのです。

 

ということで。

 

memo
出来事→受け取り方(思い込み)→感情

起きた出来事を、自分はどのように受け取ったのか?

思い込みは何か?

「自分だけが不幸」も思い込み!

「誰もが孤独であり、誰もが不幸」だと知っておこう。

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