脳を理解すると、自分自身とうまく付き合えるようになっていきます。
今、自分には何が必要なのか? どうしたらいいのか? 脳の仕組みで考えてみよう。
理性も本能もフル活用し、すべてをバランスよく満たしてあげることが、自己満足につながります。
「魚の脳」はモクモクと、たんたんと生きている
脳の中心は、「魚の脳」。
難しい言葉では、「脳幹」と呼ばれている部分です。
これは、私たちが意識しているものではありません。心臓や細胞などは、意識して動かしているわけではありませんよね。
ただひたすら、モクモクと、私たちの体を動かし続けてくれているのです。
反射神経も、「魚の脳」です。
水槽に指を入れると、魚は瞬間的に逃げますよね。
それが、「魚の脳」の働きです。
この脳があるおかげで、私たちは、何も考えずに生きていくことができる。
24時間、休むことはないそうです。
自分の脳に、感謝してみよう。
「動物脳」の三大欲求~食欲・性欲・集団欲
「動物脳」とは、いわゆる「本能」です。
本能で動くとき、自分でも「動物みたいだな」と思いますよね。まさに「動物」の脳です。
私たちは、どんなに進化しても、「動物脳」は手放さなかったわけです。
だから、本能を満たしてあげることも、大事なこと。それが「ストレス発散」の意義です。
オオカミの遠吠えを想像してみましょう。
遠吠えには、ストレスを発散する意義があるのではないかとも言われています。
動物は、抑え込まれると吠えたくなるのです。
だから、「お祭り騒ぎ」とか、「赤ちゃん返り」というのは、大事なことだそうですよ。
たまには、動物である自分を満たしてあげよう。
クリエイティブ脳&知識脳~人間は「理性」を備えた動物
人間がもっとも発達させた脳。「理性」ですね。
理性は、2つにわかれるそうです。
ざっくり言うと、「クリエイティブ脳」と「知識脳」。
知識をためこむ領域と、それを創造的に発揮する領域。この2つのバランスで、人間は文明を築きあげてきたのです。
ちなみに、「知識脳」は、イルカやサルも持っているそうです。
ただし、クリエイティブ脳がないから、本当に言われたことをそのままやるだけ。
だから、言われたとおりにやることを「サルマネ」というわけです。
言われたとおりにやるのも大事。そこからクリエイティブに発揮するのも大事。
両方のバランスです。
クリエイティブ脳だけを重視すると、犯罪や戦争にも発展してしまいます。
「戦争するのは人間だけ」と言いますが、それは「クリエイティブ脳」があるためです。
良いものを創造するか、悪いものを創造するか、それは自分でコントロールしなければなりません。
せっかくなら、良いものをクリエイティブしよう。
まとめ
人間が幸せに生きていくためには、すべての脳をフル活用するしかありません。
どれか1つだけでは生きていけないのです。
バランスを大事にしつつ、あらゆる角度から自分を満たす必要がありそうですね。
ということで。
コメントを残す