成長とは、ラクダから獅子、獅子から子どもになること!
さて、どういうことでしょう?
ニーチェが言いました。
ラクダから獅子となれ!
獅子から子どもとなれ!
その意味とは?
ニーチェが語る、成長の3段階
ラクダ → 獅子 → 子ども
ラクダ:義務(=すべきこと)を背負う
苦しくなってきたら、ラクダを卒業するとき
ラクダは、人間に荷物を背負わされ、決められた道を決められた順序で歩きます。
最初の段階では、やり方やマナーを教わり、「すべきこと」をこなすことも大事ですね。
ただし、義務で動いているときは、正しいかもしれないけれど楽しくはない。
だんだんと苦しくなってきます。
苦しくなるのは、成長した証拠です。
自分を責めるのではなく、「あ、次の段階へ行くときかな?」と考えてみましょう。
こんな考えで、がんじがらめになってませんか?
- 努力すべき
- 努力しなきゃ
- なぜ、できないんだろう
ラクダの生き方から脱却してみましょう。
次は獅子の生き方です。
獅子:自分で考える、自分で決める、自分の意志を持つ
獅子の心を持とう
自分の意志と、考える力を養わなければ、獅子になれません。
自分の人生を生きるとは、自分で考え、自分で決めることです。
しかし、長いこと「ラクダ」を生きていると、どう考えていいのか、自分の意志は何なのかが、わからなくなってしまいます。
自分の意志を取り戻しましょう。
そんなときのオススメは、メモ書きです。


自分の意志で歩み始めたら、だんだんと楽しくなってきます。
そして純心な気持ちを思い出すのです。
それが、子どもの段階。
子ども:遊ぶように生きる
最後は、子どもに戻ることが自己完成
不思議ですね。
子どもの自分から成長したいと思って、努力した結果、最後は子どもに戻るのです。
素直に、純粋に、思いっきり好きなことをやっていた頃の自分
そこへ戻っていくわけです。
経営者も、子どもの心を大事にしている
子どもの心が大事だとは、いろんな経営者も言っています。
「ただただ楽しくてやっていたら、ここまできた」という人も多い。
ピカソは、晩年になってやっと、子どものような絵を描けるようになったといいます。
人は、子どもの心を取り戻してこそ、本来のやりたいことを成就できるもの。
子どもの心を持っているかチェック
- 純粋に
- 素直に
- 楽しく
- 遊ぶように
- 下心なく
こんな心で生きていけるかどうか、日々チェックしてみましょう。
子どものように生きることが、一番、充実します。
大人の生き方は、スマートだけど、やっぱりつまらないもの。
失敗もなく、無難で安定しているかもしれないけれど、本来の自分の願いを忘れてしまっているかもしれません。
もっともっと遊び心を大切にしたいですね。
子どもの頃の気持ちにすべてが詰まっている
すべての努力は、子どもに戻るためのもの。
やりたいことを見つけるときも、「子どもの頃に好きだったこと」を思い出すといい、という話もよくあります。
子どもに戻ってみましょう。
まとめ
- 義務を背負っているラクダ
- 自分の意志で生きる獅子
- 遊ぶように純心に生きる子ども
今の自分をチェックする目安として、わかりやすいですね。
自分は今、どこの段階にいるのか?
自分の現状を認識し、今の自分にとって必要な努力を。
ということで。
義務を取っ払い、自分の意志で歩み始めれば、素直な自分が戻ってくる!