
いつも悩んでるし、いつも苦しい
悩んでいるときは、「なぜこんな思いをしなきゃいけないのか」と感じてしまいますよね。
しかし、実は、悩み(=問題)はチャンスなのだといいます。
世の中にはチャンスが転がっていると見ること
20歳のときに知っておきたかったこと

「悩み=チャンス」なら、たしかにチャンスばかりだけど、本当にそうなの?
「悩みばかり」ではなく、「チャンスばかり」と見る。
この本は、「20歳のときに知っておきたかったこと」ではなく、「悩んだときに知っておきたいこと」だと思いました。
何歳になっても悩むので、何歳になっても知っておきたい。
悩みをチャンスに変えるやり方を、学んでみたいと思います。
「悩み = チャンス」の理由
自信が持てるようになる
問題と格闘した経験が積み重なっていけば、必ず解決策が見つかると自信が持てるようになる。
20歳のときに知っておきたかったこと

いや、けっきょく自分には何もできないんだ
悩みの内容そのものよりも、「自分には解決できない」という無力さ、自信のなさで余計に苦しくなることがあると思います。
でも実は、自信がないのは悩みを避けているからであって。
悩みと向き合っていくなかでしか自信はつかないのだといいます。
「自信がない」と思ったときは、「悩みと向き合う勇気」が必要なのかもしれません。
悩みと向き合うことで、自信がつくから

それにしても「悩みと向き合う」って、どういうことだろう
「悩みと向き合う」とは
(大事なのは)計画を計画で終わらせない実行力、失敗から学ぼうとする前向きな心、そして独創的な解決策。でも、まず必要なのは、問題は必ず解決できるという気概。
20歳のときに知っておきたかったこと
問題は必ず解決できるという気持ち
失敗から学ぶ気持ち
計画を計画で終わらせない力

「独創的な解決策」なんて、思い浮かばないよ
「独創的な解決策」を見つける方法
「独創的」とは
新しい考え・思いつきで、ものごとをつくり出すこと

「新しい考え」って必要なの?
アインシュタインの有名な言葉があります。
問題は、その問題が発生したときと同じ考え方をしていては解決できない
Problems cannot be solved by the same level of thinking that created them.
アインシュタイン
つまり、悩みに直面したら、今までとは違う見方をする。
なぜなら、悩みの解決策は「既存の常識やルールの中にはないから」だといいます。
- 常識では見えないもの
- 既存のルールの中にはないもの
古い考えではなく、新しい考え。
常識の中で何とかするのではなく、常識の外に出てみる。

常識の外になんて、行けるのかな
まずは常識を挙げてみる
時間をかけて、常識だと思われていることを洗いざらい挙げていくことです。じつは、これがいちばん難しい作業です。
20歳のときに知っておきたかったこと
たしかに、常識の外に出るには、まずは常識そのものを知る必要がありますよね。
ただ、これがけっこう大変。
「なぜ◯◯してるの?」と聞かれて初めて、「そういえば何でだろう?」と考え直すことも多いと思います。
たとえば、「会社を辞めちゃいけない」とか、「迷惑かけちゃいけない」とか。
いろんな常識が、自分の中にあるのではないでしょうか。

自分の常識に気づくのが難しければ、そもそも破ることなんて無理だな
文句を言われたら、いい線
「あなたはどうかしている」と人から言われたら、いい線を行っている証拠だ
20歳のときに知っておきたかったこと

「どうかしてる」って言われたら、やっぱり自分はダメなんだって思っちゃうけど
逆に、「どうかしてない」状態とは、「無難に・周りのルールに従ってる」状態ではないでしょうか。
「◯◯するべき」「こういうルールだから」というレールに従ってる。
そうすれば文句は言われないけれど、常識の外に出ることもない。そして、悩みも解決しない。
だから、文句を言われたときほど、もっと喜んでみてもいいのかもしれません。

そこまでしないと、悩みって解決しないの?
見方を変える
自分自身を、そして世界を新鮮な目で見てほしい。
20歳のときに知っておきたかったこと
やはり、こういうこと。
世の中にはチャンスが転がっていると見ること
20歳のときに知っておきたかったこと
- 世の中、チャンスばかり
- 悩みがあるから自信がつく
- 「どうかしてる」と言われたらラッキー
自分の見方が変われば、感じ方や考え方が変わると思います。
ということは、悩みを解決するには「見方を変える」ことは必須といえるのでしょう。
その目安が「どうかしてる」と言われるかどうか、なのかもしれません。

難しいけど、まずは常識を自覚するところからかな
まとめ
- 悩みだらけ
- 問題だらけ
- 理不尽なことだらけ
こういう状況におちいったら、考えてみたいこと
- 問題は必ず解決できるという「気概」
- 失敗から学ぶ「前向きさ」
- 「独創的な(=常識外の)」解決策
- 計画を計画で終わらせない実行力

逆に、「この人どうかしてる」と思ったとき、その相手は独創的な人なのかもしれない
具体的な問題解決には、こちらの本も勉強になります。

