ロジカルシンキングを、シンプルに理解しよう!
実はとっても簡単。そして、実行するだけ。
いちご
「マンガでわかる!
マッキンゼー式ロジカルシンキング」by 赤羽雄二
この本は、マンガだと思って軽く考えていましたが、大事なことがシンプルにまとめられていて、深い内容でした。
ロジカルシンキングがよくわからない人には、マンガから入ることをオススメします。
ロジカルシンキングの4ステップ
ロジカルシンキングの順序は、次の4つ
- 現状を整理する:今、何が起きてる?
- 問題を把握する:何が問題なの?
- 対応策を考える:ゼロベースで!
- 実行する:具体的に!
つまり……
- 現状の整理:空がくもっている
- 問題の把握:雨が降るかもしれない
- 対応策:傘があったほうがいい
- 実行:傘を持って出かけよう
これなら、いつでも誰でも、やっていることです。
それを図にすると、ロジックツリーというものになります。
ロジックツリーとは
4つのプロセスが、「傘」の話と同じ。
そう考えると、とっても簡単に思えてきます。
なるほど!と言わせることが「論理的」の意味
自分にも相手にも「なるほど!」と言わせること。それが「論理的」ということ。
つまり、わかりやすく、納得いくように説明できる力のことですね。
「こうだったら、こうだろう」と推論をするだけです。
そのための、言語化・図解化。
文字で説明し、図で見せると、わかりやすくなる。
常に自分の思いを言語化し、図解化する習慣をつけるといいと思います。
そのための一番いい方法は、「理由を3つ挙げること」
「理由は3つ」これが基本!~自信と安心が生まれる
理由は常に3つ。
何をするにも、理由を3つ挙げる習慣をつけるといいそうです。
- 自分の意見に自信がもてる
- 聞いている人は安心する
自信と安心を大事に。
そのために理由は常に3つです。
理由を考えようとすると、どんなに簡単な問題であっても、けっこう頭を使います。
それこそが、ロジカルシンキング。
まとめ
「論理的」という言葉は、日本語では残念ながら、やや微妙な使われ方をしていると考えています。
たとえば、以下のような使われ方です。
「君の説明は論理的じゃないからよくわからないよ」
「もっと論理的に説明してくれないかな」
要は、上司あるいは上の立場の人が、部下や相手をなじるときによく使う言葉になってしまっています。
しかし、英語の「ロジカル・シンキング」は違います。本来の使われ方です。「きちんと深掘りし、よい案を出すこと」、これに尽きます。
日本では、ロジカルシンキングを誤解している人が多いそうです。何よりも、相手に文句を言うときの決まり文句に使われてしまっています。
ものごとを深掘りして、対応策を考え、実行する。
もっとシンプルに、ロジカルシンキングを実践しようと思いました。
ということで。
相手に「なるほど!」と言わせよう。
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