理想の自分に最短で近づく【本質をとらえる学び方】学びの目的と到達点を明確にする

学び

学ぶ目的って何?

学ぶには、学びの目的を明確にすることが必要。

 

2つのうち、どちらかで考えてみよう。

  1. 仕事に役立てる = 「稼ぎ」につなげる
  2. 人生に役立てる = 「なりたい自分」になる

 

つまり、学ぶ前に……

  • 自分のキャリア・稼ぎについて真剣に考える
  • 理想の自分像を、明確にする

 

学び

 

「学ぶ」とは、ツラい作業。

目的がないと挫折する。

 

目的を自問自答し、インプット・アウトプットに労力を費やす。

そこまでする「学び」とは、そもそも何だろう?

 

学びには5段階ある。

学びの5段階

 

一流の学び方 知識&スキルを最速で身につけ稼ぎにつなげる大人の勉強法」 by 清水久三子

 

この本によると、学びの定義とは、次の2つ。

学びとは

  • 「要素」と「関係性」を見抜き、定義できること
  • 因数分解によって、「本質」をまとめること

 

学び

 

自分が、どこを目指していて、今はどこの段階にいるのか。

学ぶ目的と、学びの段階、そして学びとは何なのかを確認しよう。

なぜ「知りたい」?

裏側には、「ストレス」「好奇心」がある

学んだり経験したりする理由は、まず「知りたい」から。

「知らない」状態にストレスを感じ、そこを解決するために学ぼうと思っている状態。

あるいは、「知りたい」という好奇心。

「学び」とは、ストレスや好奇心から生まれるもの。

 

だから。

なぜ、学ぼうと思ったのか。

なぜ、これに好奇心を持ったのか。

 

ちょっと深掘って考えてみると、自分が見えてくる。

 

裏側には、「ストレス」「悩み」「好奇心」がある

自分のストレス・好奇心を見つめる

  • どんなストレスがあるのか
  • どんな悩みがあるのか
  • なぜ好奇心をもったのか

 

そこに、自分の動機がある。

まずは、そこを明確に。

 

なぜ学ぶのか

 

目的を明確にしたうえで、学びに進もう。

学びの5段階

学びの5段階

1:知る(大量インプットで全体把握)

知るポイント
  • 大量インプットで全体を把握する
  • 20~30冊を読み、知識の土台を構築する
  • 知識の土台がないと、聞くことも教わることもできない
  • ゴール:言葉や概念を理解し、何を言っているのか、わかるようにすること

 

実は、「知る」が、一番つらいプロセス。

まったく知らない状態から、新しい知識を入れなければならない。

覚悟をもって取り組む姿勢が必要。

2:わかる(「知る」のゴール)

「知る」(大量インプット) → 「わかる」(なるほど!)

知る段階のゴールが、「わかる」

頭の中にある知識が、心にストンと落ちてきた状態。

「知る」段階は、「なるほど!」「わかった!」と思うまで続けること。

 

わかるまで、インプットを続けねばならない

  • なるほど!
  • 腑に落ちる
  • 心からの納得
  • 感動する
  • スッキリする

3:おこなう(アウトプット、実践)

おこなうポイント
  • 訓練となる機会をどれだけ作れるか
  • 失敗しても痛くないことを、数多くやる
  • 他人のやり方の本質を盗み、さらに学ぶ

 

アウトプットの「場」を作れなければ、使えないスキルになってしまう

 

やみくもに学んでいた状態を脱すると、他人のやり方を、別の視点から学ぶことができるようにもなる。

本質を盗みながら、さらなるスキルアップの時期。

 

しかし、注意点!

多くの人が、この段階で学びをやめてしまう。

「やって満足」になってしまう。

 

ここで終わってしまえば、それまでにどれだけがんばって勉強しても単なる「経験」で終わります。

それでは、「稼ぎたい」という強い意志で勉強し始めたのに、稼げるようになる直前で自分でブレーキを踏んでしまうようなものです。

 

新しい知識を覚え、新しいことをスタートするのは、とてつもないエネルギーを要する。

今までの苦労に比べたら、ここから先は、実はむずかしくない。

「勢い」さえあれば、先に進める。

 

ほんの少しの努力をするか否かが「一流のプロ」と「その他大勢」を分ける境目となるのです。

4:できる(応用)

できるポイント
  • 「○○と言えば、○○さん」という段階
  • いろいろな方法、さまざまな角度から何度も実践
  • ひたすら場数を踏む
  • 臨機応変の対応力を身につける
  • 自分流・自分の価値が出てくる

 

成長幅が、一番大きい段階。

 

POINT
  • 走りながら学び続ける
  • 知識はすぐに古くなる、早く実践
  • 30%程度の確信で行動を起こす(100%はない)
  • アウトプット&インプットのスピード感

~自信は、実践の中で作るもの~

かつては「確信が60%持てるならゴーサイン」と言われていましたが、今やそれでも遅すぎます。30%程度の確信であっても行動を起こすべきでしょう。

「30%では、やっていく自信がない」という人がいるかもしれません。しかし、自信はいくら本を読んでもセミナーを受けても培われるものではありません。実践する中で「これはこういうことか」と気づきを得ることが本当の自信につながっていきます。

 

アウトプット&インプットで、どんどん進む。

とても勇気がいるけれど、30%の確信で進む。

必要なのは勢いなのだ。

5:わかちあう

わかちあうとは、「アウトプット」すること。

では、「アウトプット」するために重要なことは何だろう?

 

  • 「〇〇とは△△である」と一言で語れるようになるレベル
  • 「構成要素」と「関係性」を見抜き、定義する
  • 因数分解によって、「本質」をまとめる

 

ひとことで言えば、「抽象化能力」になる。

抽象化考える訓練【抽象化を学ぼう】人間に与えられた最大の武器

 

「抽象化」とは

  • 「要素」を抜き出す
  • 「分類」「分解」する
  • 「関係性」を見抜く
  • 「本質」をつきとめる

 

これができてこそ、人に伝えられるレベルになる。

学びが価値に変わる。

次に、抽象化を解説する。

「わかちあう」ための、抽象化の技術

「関係性」を見抜く

体系的に理解できるということ。

~構成要素を抜き出し、関係性を見る~

まず、構成要素を抜き出す。

そして、関係性を見抜くこと。

 

たとえば。

  • Aは、Bに変化する(A=B)
  • Aが先、Bは後(A→B)
  • AとBから、Cが生まれる(A+B=C)

 

構成要素とは、この場合のA、B、Cのこと。

そして、相互の関係性を見抜き、チャートに落とし込んでいくことがコツ。

~チャートとは、関係や流れを書いたもの~

チャートの例

  • 組織図のように、関係を表したもの
  • フロー図のように、流れ(順序)を表したもの

 

関係や流れが、ひと目でわかるのが、チャート。

~チャートで身につく力~

構成要素を抜き出し、関係性を見抜くうえで、次のような力が培われる。

  • 情報を整理する力
  • 重要なものを選び取る力
  • ムダなものを捨てる力
  • 相互の関わりを理解する力

 

つまりチャートとは……

何が重要で、相互にどう関わっているのかを理解すること

「本質」を見抜く(因数分解)

~本質がわかっているって、どんな状態?~

書籍、人、経験から学んだことをすべて集大成し、「つまり○○」とひとことで言えること

特に、因数分解で本質を導き出すことが大切。

 

たとえば。

仕事の成果=考え方 × 熱意 × 能力(京セラ創業者 稲盛和夫さん)

~因数分解とは~

因数分解とは
「足し算・引き算で表されている数式をかけ算の形に変形する」こと

 

因数分解は、ロジカルシンキングでも、よく使われる手法。

 

ロジカルシンキングでの因数分解とは

要素を、「分類」「分解」すること。

一つの言葉をいくつかの言葉の組み合わせにする技術

~なぜ、因数分解がいいの?~

  1. 理解と記憶がしやすくなる
  2. 伝えやすくなる
  3. 自分なりの判断基準ができる

 

常に本質に立ち返ると、軌道修正がしやすくなる。

「○○とは△△」と定義できると、わかりやすいし、伝えやすいし、自分の行動の軌道修正がしやすくなる。

~つまりは、自分の言葉で語ること~

自分の言葉で語る。

今までの学びを、自分で言語化する。

それが「わかちあい」

自分で語れてこそ、価値が出てくる。

~理想の人を目指すときも、因数分解で考える~

学びとは、人から何かを盗むこと。

「誰から」盗むかも大事。

そして、「誰」を決めたら、その人のことを因数分解する。

すると、その人から何を学ぶべきかが自分でも明確にできる。

 

たとえば。

洞察力 × スピード × ブレない心

こんな人が魅力的だなと感じたら、なぜなのかを学ぶ。

本でも人でも、常に何を学びたいかを明確に。

類推(アナロジー)する

類推とは
まったく関係のない分野から自分にとって役に立つものを見つけ出す力

~リベラルアーツから類推する~

歴史から、ビジネス戦略を考えたり、コミュニケーションの本質をつかみとったり。

まったく関係ないことを学びながら、自分に結びつけていく。

それが類推。

~リベラルアーツで、マイストーリーを語る~

マイストーリーを語るために必要なこと

  • 仕事とはまったく関係ない分野の知識
  • 自分の核となる信念、信条

 

自分が、どんなことに興味を持っているか、どのような信条か。

仕事とは離れて、魅力的なマイストーリーを語れると、信頼が高まる。

「学び」とは

「学び」とは
  • 「要素」と「関係性」を見抜き、定義できること
  • 因数分解によって、「本質」をまとめること

 

チャートを書き、本質を見抜くことを意識しながら学んでいくと、効果的。

 

個人的な経験からいっても、チャートや図にしないと、頭にはインストールされない。

チャートを書きながら学ぶことを、心がけたいところ。

 

また、ひとことで言えないと、人にも語れない。

結局、何だったっけ?ということが、わからなくなる。

本質を抽出するというのは、学びの、ひとつのゴールと言える。

 

それは、子どもの学びから脱却することでもある。

子どもの学びと大人の学びの違い

子どもの学びと、大人の学びは違う。

大人になっても、子どもの学びを続けている人は、多い。

大人の学び方を身につけよう。

子どもの学び方

  • 特徴:インプット重視・先人の真似
  • 方法:教えてもらう
  • 手段:1冊の本を徹して読む、授業を受ける
  • 目的:いい成績をとること(自分のため)
  • 服従:「やりなさい」と言われたら、「わかりました」と答える

大人の学び方

  • 特徴:アウトプット重視・オリジナリティをもつ
  • 方法:自分で考える
  • 手段:ザッと多読・一流の人から学ぶ
  • 目的:稼ぐこと・人に伝えること(人のため)
  • 創造:「それは違うんじゃないですか」と言える

まとめ

新しいことを知る・新しいことをやってみる

それは、すごく大変なこと。

エネルギーを使うし、とても疲れる。

でも、その段階を乗り越えて「できる」状態になったときは、危険!

 

自己満足で終わる可能性がある。

ちょっとできて、いい気になってしまう危険性もある。

 

そこから一歩、突き抜けるかどうか。

それが、学びを成果にまでもっていく分かれ目。

 

さて、新しいことができて、いい気になっていたいだけなのかどうか?

しっかり考えてみよう。

まずは目的を明確にすることから。

学び

 

学びの5段階

そして、学びには、抽象化の技術が欠かせない。

学び

 

学びとは

  • 「要素」と「関係性」を見抜き、定義できること
  • 因数分解によって、「本質」をまとめること

 

抽象化によって、人にわかりやすく伝えられるようになる。

抽象化考える訓練【抽象化を学ぼう】人間に与えられた最大の武器

 

また、自分のことを語るには、仕事以外の知識・教養も必要。

自分の興味のあることで、自分を語れるようになろう。

 

ということで。

 

memo
「わかちあい」を目指そう。

そうすると、「学び」も、「過去の経験」も、すべてが「価値」に変わる!

抽象化を心がけて。

 

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20191115

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