甘いもの好きには、衝撃の事実。
なんと!
甘いものを我慢すると、イライラが解消するそうです。
疲れているときは、甘いもの。
イライラしているときは、甘いもの。
……というのは、ただの神話だった!
つい、食べたくなってしまいますが。
甘党な人ほど怒りっぽい人が多いのだそう。
甘党の人ほど、怒りっぽい?
問題のある夫婦4組のうち3組は甘党
これは、「卵が先か? ニワトリが先か?」という議論にもなりそうですが。
カリフォルニア州の結婚問題研究所のデータによると、相談にくる夫婦4組のうち3組が、夫婦ともに甘党なのだそうです。
甘党だから、怒りっぽいのか?
怒りっぽいから、甘党になるのか?
もしくは、たまたま?
怒っているときは、アドレナリンが分泌される
アドレナリンは、血液中の糖分を消費してしまうため、甘いものを必要とするそうです。
ということは、怒りっぽいから甘党なのでしょうか。
糖分がなくなると、アドレナリンも落ち着く
血液中の糖分がなくなる = アドレナリンのエネルギーがなくなる
だから、糖分がなくなれば怒りもおさまるそうです。
甘いものを食べるのは、アドレナリンにエサを与えるようなもの
むやみに甘いものを食べるのは、アドレナリンにエサを与えてしまう。
ますます怒りが爆発するというわけです。
たしかに、食べている最中は少し落ち着いても、食べ終わった後は、結局イライラが続いています。
つまり。
疲れているときは、甘いものを食べるけれど。
イライラしたときは、甘いものを控えたほうがいい。
……ということになるでしょうか。
不安と緊張は、血糖値を上昇させる
緊張状態とは、「砂糖漬け」状態
人間関係の中で、不安を感じるとき。
たとえば……
「自分だけ、浮いてないかな?」
「変なことを言っちゃったかな?」
「なんて言えばいいか、わからない」
そんなふうに思うときは、脳が緊張している状態。
リラックスできていないのです。
そして、脳内で緊張ホルモンが分泌されると、血糖値が上昇するそうです。
血糖値が下がると、リラックスできる
つまり、緊張状態のときも、糖質は控えたほうがいいかもしれません。
「血糖値の調和!」と7回唱える
「『すぐ不安になってしまう』が一瞬で消える方法」(by 大嶋信頼)という本に、面白い対策法が書いてありました。
不安や緊張を感じたときは、甘いものを食べるのではなく……
「血糖値の調和!」と7回唱えてみる
これだけで、本当に血糖値が下がるそうです。
言葉のマジック、暗示の力なのでしょう。
この本には、不安になったときの具体的でユニークな対策がいろいろ書いてあります。とりあえず心を落ち着けたいときにはオススメ。
甘いもの神話は、ウソ!
糖分は、むしろメンタルを落ち込ませる
1300人を対象にした海外の研究結果でも、甘いものが気分を改善する効果はなかったことがわかったそう!
次のような結果になったそうです。
糖質をとったあと……
- 30分後には、疲労感が増大する・眠くなる
- 1時間後には、集中力が落ちる
甘いものを食べると気分が良くなるというのは、ただの神話にすぎないということです。
もちろん、あくまでも一説でしかなく、真偽は不明ではありますが。
逆に、甘いものを食べると効果があるという研究結果は、どこにもないのだそうです。
これは驚きですね。
まとめ
イライラ・不安・緊張を感じたら、甘いものでアドレナリンにエサを与えない。
「血糖値が上がってるんだな」と意識してみる。
余計な糖質はとらずに、「血糖値の調和!」と唱えてみる。
これだけでも落ち着くかもしれません。
ということで。
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