笑顔で、相手の目を見て、たくさん話すこと。結局は、一番オーソドックスなやり方が最強だということ。
この本は、タイトルほど、ブラック心理というわけではありません。
わりと普通の心理学の話が書いてありました。
結局のところ、笑顔が一番なんだなぁと思いました。
「『人たらし』のブラック心理術」by 内藤誼人
話し終わりに「イ」をつける
笑顔を意識するって、けっこう疲れますよね。
とても簡単な方法が書いてありました。
それは、語尾に「イ」をつけることです。
もちろん、声には出しません。
「ありがとうございました(イ)」
「よろしくお願いします(イ)」
笑顔笑顔…と思うよりも、「イ」をつけるだけなら、そのときの気分に関係なくできそうです。
相手のまばたきの数を数える
人の目を見て話すって、けっこう難しいですよね。
私はいつも、首のあたりを見てしまいます。
だけど人は、目を見てくれただけで、信頼度がグンとアップするそうです。
絶対に目を見たほうがいい。
では、どうしたらいいか?
相手のまばたきの数を数えるといいそうです。
自分の中では、数えることに集中するので、「恥ずかしさ」に意識が向かなくなるのです。
同じ話を繰り返さない
同じ話を繰り返す人は、確実に嫌われるそうです。
いやですよね、「また、この話だ…」と思うのって。
私と話したことを覚えてないのかな?という気持ちがして、不信感を抱くことになります。
ただ、同じ話を繰り返さないためには、雑談の引き出しをたくさん用意しておかなければなりません。
けっこう高度です。
だけど考えてみれば、相手に喜んでもらおうと思って、話題を用意することって、とても大切な行為かもしれません。
自分のために努力してくれてるっていう姿勢が、信頼を生み出しそうです。
ちょっと努力してみようかなぁと思いました。
いったん嫌われたら、修復はできない
いったん嫌われてしまったら、そのイメージが回復することは、ほぼないそうです。
だから、嫌われたらあきらめる。
そこで苦労するよりも、新しい人とゼロから関係を気づくほうが、よっぽど簡単。
だから、学校でいじめがある場合も、できることなら転校させてあげたほうがいいそうです。
会社でいじめがある場合も、転職してしまったほうがいい。
嫌われたことに執着せずに、サッと環境を変える。
心理学者にそう言われると、ちょっと安心できます。
なお、人の印象は3回目までに決まり、その後は変わらないそうです。
だから、3回目までで好印象を与えられなかったら、それもサッとあきらめたほうがいい。
仕事のセールスでも同じです。
それが、人間関係をスムーズにする秘訣だそうです。
まとめ
私は、人と話すことが苦手なので、克服できるように試してみようかと思いました。
コミュニケーションは技術。
技術は、磨くしかないですね。
ということで。
印象が変わるかもしれない。
嫌われたら、サッパリあきらめよう。
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