やる気が続かないときは、こんなとき。
- 理想が高すぎる
- 完ぺきじゃないと許せない
- 有能な自分を見せたい
- すぐに挫折する
- ずっと落ちこんでいる
そうじゃなくて。
ハードルを高く設定しすぎなだけ。
必要なのは。
「やる勇気」よりも。
ハードルを「思いっきり下げる勇気」。
それと。
「自分を思いやる勇気」
「やる気」とは、「3つの意志力」のこと
- やる力
- やりたいことに「イエス」と言う力
- やらない力
- やりたくないことに「ノー」と言う力
- 望む力
- 自分の本来の望みを「忘れない」力
この3つを覚えてくださいね。
これが「意志力」の中身です。
- 何を、やりたいのか
- 何を、やりたくないのか
- 何を、本当に望んでいるのか
「イエス」と言い、「ノー」と言い、「忘れない」。
それが、意志の強い人。
「やりたくないことにノー」と言えないんだよ……
どうしたらいいんだろう。
「3つの意志力」を鍛える、「3つの意志トレ」
小さな思いやりをコツコツと。
ポイントは、小さなことを毎日続けること。
必ず強くなります。
- 小さな習慣
- 小さなストレッチでいい
- 思いやり
- 褒めて育てる
- 毎日、使う
- 「たまに長時間」よりも「毎日少しずつ」
意志トレ1.小さな習慣(スモールステップ)
大事なことは、いつでも「小さい」から
- 大きな目標・大きな習慣
- 挫折感
- 自己否定
- やる気が出ない
- 小さな目標・小さな習慣
- 達成感
- 自己肯定
- 意志力が育つ
そんな自分がイヤになるんだ。
なぜ、目標を大きくしてしまうの?
- これくらい、やらなきゃ
- もっと、やらなきゃ
- これだけじゃ、大したことがない
「◯◯すべき」と思ってることは、「したいこと」では、ないんですよ。
- 大きな目標は、「すべき」こと
- 小さな目標にこそ、「したい」が詰まっている
ハードルが高すぎると、自己否定になる
- なぜ自分は、続けられないんだろう
- なぜ自分は、行動できないんだろう
なぜなら、できない自分がイヤだから。
自分を否定しているから、やる気が出なくなる。
だからこそ。
「小さな習慣」
小さなものこそ、自分に力を与えてくれる。
小さなものこそ、本来の望み。
入口は小さければ小さいほどいい。
どれだけ小さいの?
- 運動なら、腕立て伏せを1日1回やる
- 読書なら、1日2ページ読む
ここまで小さい。
目標は、徹底的に小さく。
注意点は。
- 表面的には、小さな目標にしている
- でも、「本当は大きな目標がいいと思う」のはNG
- 例)本を1日1ページ読もう
- でも、本当は1日1冊読みたいんだけど…… →逆効果
↑これは、結果的に「自己否定」につながるから。
「こんなことで?」と思ってしまうし。
そんなあなたに必要なのが、「思いやり」。
意志トレ2.思いやり
思いやりのポイントは、マインドフルネス
自分の考え方を変えようなんてことは考えず、ただゆっくりと呼吸をしながら心を静めていきます。
そうすると、知恵が浮かぶというか、物事がはっきりと見えてきて、新しいとらえ方ができるようになり、大変なことに取り組むのに役立ちます。
(「最高の自分を引き出す法」)
- 今この瞬間の体験に「ただ注意を向ける」こと
- ただ注意を向けるとは、評価や判断とは無縁の心
- 評価:いい・悪いのジャッジ
- 判断:考えの整理
「評価や判断をしない」のがポイント
評価や判断とは
- ダメダメダメ!
- こんなことを思っちゃダメ!
- こんな自分じゃダメ!
つまり、ダメ出し。
ダメ出しから生まれるものとは
- 罪悪感
- 恥ずかしい気持ち
- 自己批判
これでは、どんなに成功体験を重ねても、幸せじゃないですね。
だから。
自分を許し、受け入れること
- 自分を変えようとしない
- 評価や判断をしない
- ただ、認識する
- 自分は今、○○と感じているなぁ……
許す・受け入れるとはいっても、「許さなきゃ」「受け入れなきゃ」と思ってしまうと、本末転倒。
ただただ、「認識するのみ」。
事実は変えようとせず、認識するのみ
何もせずに、受け入れるだけ
- 「考える」でも「考えない」でもない
- 「変える」でも「変えない」でもない
- 「許す」でも「許さない」でもない
- 「受け入れる」でも「受け入れない」でもない
ひとことで言うと
「何もしない」技術
たったこれだけのことで、評価や判断をしていたときよりも、ずっと強く・やさしくなれます。
こんなときも、何もしない
自分は今、
- ふてくされている
- すねている
- 嫉妬している
- 寂しがっている
- うらんでいる
- 怒っている
- 八つ当たりしている
否定しない。
かっこつけない。
いい人を演じない。
思いやりのコツ:70歳の自分と対話してみる
- 70歳の自分は、どこで何をやっている?
- 70歳の自分は、今の自分を見て、どう思う?
- 70歳の自分は、何を望んでる?
なぜなら。
自分を思いやるとは、「将来の自分」を思いやることだから
今、どんな習慣を続ければ、将来の自分は喜んでくれるでしょうか。
意志トレ3.毎日、使う
これしかありません。
最初の一歩を、毎日踏み出すことができたら……
一石二鳥の「小さな習慣」
- 「行動する → やる気が出る」の順
- 始めてしまえば、絶対に1回では終わらない
- たとえ1回で終わっても、見事に目標達成
- 満足感と達成感が持てる
- 体調不良のときでも、ちょっとだけやればいい
ちょっとでも始めてしまえば気分が乗ってくる。
たとえば。
- 行きたくないと思ってても……
- いざ行くと、楽しくなる
- 会いたくないと思ってても……
- いざ会うと、今度は別れがツラい
こういうこと、よくありますよね。
いつだって最初の一歩が、一番ハードルが高いから
その一歩を、毎日踏み出すことができたら……?
「小さな一歩を踏み出す」ことこそ、大きなことなんです。
じわじわ作戦でいく
ネコを雪の上に放り出すと、あわてて逃げ出す。
でも、地面と雪の境界線にソッと置いてやると、じわじわと冒険を始める。
脳は、「いきなりの衝撃」からは、逃げ出す仕組みになっています。
だから。
少しずつ。ゆっくり。じわじわ。
怖くないことさえわかれば、どんどん行きたくなるから。
- 小さな一歩を、じわじわと。
- 思いやりをもって、じわじわと。
- 毎日毎日、じわじわと。
まとめ
- やる力
- やりたいことに「イエス」と言う力
- やらない力
- やりたくないことに「ノー」と言う力
- 望む力
- 自分の本来の望みを忘れない力
3つの心を明確に。
- 何を、やりたいのか
- 何を、やりたくないのか
- 何を、本当に望んでいるのか
- 小さな習慣(スモールステップ)
- 思いやり
- 毎日、使う
筋トレと同じ要領で。
大事なことは、いつでも「小さい」
- 大きな目標・大きな習慣
- 挫折感
- 自己否定
- やる気が出ない
- 小さな目標・小さな習慣
- 達成感
- 自己肯定
- 意志力が育つ
思いやりのポイントは、マインドフルネス
- 今この瞬間の体験に、「ただ注意を向ける」こと
- ただ注意を向けるとは
- 評価や判断とは無縁の心
- 評価:いい・悪いのジャッジ
- 判断:考えの整理
- 評価や判断とは無縁の心
小さなことで幸せを感じられるかどうか
- 小さなことで自分を褒める
- 小さなことで満足感を得る
- 小さなことに喜びを見いだす
「小さい」習慣が身につくと
- 当たり前のことを、喜べる
- ささいなことで、幸せを感じる
幸福の感度を高めてくれるのが、「小さな習慣」です。
要するに。
「こんな小さなことで……」と、軽視しているところに、問題が生じるということではないでしょうか。
小さなことを、大事にできる自分かどうか
それこそ、自分の成熟度・幸福度を左右するもの。
「大きなこと」を求めすぎなんです。
「すごい自分」を妄想しすぎ。
もっともっと、小さなことに目を向けてみて。
小さな自分が、小さな達成を喜ぶ。
小さな一歩に、小さな幸せを感じる。
小さな満足を、小さく積み重ねる。
