悩みの解決には、原因探しよりも問題探し【言語化】「問題点」と「自分」とを切り離して考える

言語化

原因探しを繰り返すと、ますます苦しくなる可能性が高くなります。

 

原因の取り扱い方は2種類

  • 原因の内在化:自分のせい
  • 原因の外在化:他人のせい

 

さて、どちらがいいでしょうか?

外在化=頭の中にあるものを、自分の外に出すこと

外在化とは

「問題」や「悩み」を、自分の外に取り出すこと。

ひとことで言うと、自己表現。

 

話したり。

文字にしたり。

絵にしたり。

 

何らかの形で、自分の問題を外へ表現する

 

表現する=外に出すことで、「問題点」と「自分」とを切り離すことができるのです。

 

1
悩みを外に出す
自己表現
2
不思議と冷静に、問題と向き合えるようになる
客観性
3
解決策を考えやすくなる
解決策の思案
手順4
問題解決がスムーズになる
問題解決

 

問題を解決するためには、冷静に考えることが必須。

そのためには、とにかく、外に出してしまうことです。

外に出さないと「問題点=自分自身」だと思ってしまう

問題を自分の内側だけに閉じ込めておくと、モヤモヤしてしまいます。

なぜなら、「問題点」と「自分自身」とをイコールで結びつけてしまうから。

そして、「自分はダメだ」と思ってしまうのです。

自分がダメなんだとしたら、そもそも自分の存在意義がないし、解決策なんて何もない。

それを、「内在化」といいます。

自分の内側だけの判断では、抜け出すことが難しい。

自分自身がダメなのではない

あくまでも自分のなかの、改善すべき要素を見極めればいいだけ。

改善点を見極めるために、外に出してあげるのです。

それが外在化。

 

ただし、注意点。

外在化には、原因の外在化と、問題の外在化という2種類があります。

誰が悪い?犯人探しは、原因探し

原因の取り扱い方には、2種類。

  • 原因の内在化:自分のせい
  • 原因の外在化:他人のせい

 

さて、どちらがいいでしょうか?

原因の内在化

自分のせいにする

どんどん自分を責めて抜け出せない……

 

なぜなら……

 

「自分のせいなんだ」

「自分がダメなんだ」

「なんで自分は……」

 

自分の中に閉じこもってしまい、自分が嫌いになってしまいますよね。

これを「原因の内在化」といいます。

研究でわかっていることは、原因の内在化は、より自分を苦しめ、問題を長引かせる、と。

心の病を引き起こす人の大部分は、「原因の内在化」をしていることが多いのです。

原因の外在化

他人のせいにする

「他人のせい」

「環境のせい」

「社会のせい」

 

そう思うことで、心はグッと軽くなります。

とてもツラい状態にあるとき、「他人のせい」にしてしまうのが、手っ取り早い解決法。

気分が前向きになるから、前向きに取り組めるようになるのですよね。

ナインティナインの岡村さんも、うつ病になって休業していたときがありました。

岡村さんが、うつ病から抜け出せたきっかけとは?

「他人のせいにした」

他人のせい・環境のせいにしたことで、自分を責める気持ちから抜け出せたと語っていたことがあります。

それくらい、自分を責めてしまう人にとっては、「他人のせい」にしてしまうのはとても有効です。

「あなたのせいじゃない」と言ってあげることで、元気を取り戻してくれるはず。

他人のせいにすることのデメリット

問題点もあります。

解決するかどうかは他人にゆだねられるため、自分では変えられないことになります。

心は軽くなるけれど、問題は何も変わらないという状態です。

怒りっぽくなる危険性もありますね。

原因を見つめることには限界がある

内在化か外在化かよりも、原因探しが苦しい

内在化がいいか、外在化がいいかというよりも、「原因」を扱っている
ところに限界があります。

原因を見つめていっても、結局は手のうちようがありませんよね。

 

そんなときにオススメなのは……

 

「問題の」外在化

問題の外在化

問題に「プー」という、あだ名をつけてみる

たとえば問題に、「プー」というあだ名をつけます。

すると、「自分」 対 「プー」の対決になるので、考えやすくなります。

人はやはり、外のものと戦うほうが燃えるもの。

 

プーを外に出しましょう。

それが、「問題の外在化」です。


普段、プーにどんな影響を受けているのか?

まず考えることは。

  • 自分は普段、プーにどんな影響を受けているのか?

 

「プー」を思うと、どんな考えがわいてくるか?

ここが、いつも繰り返すストーリーであり、固定観念です。

でも、例外も必ず存在します。

プーがいても大丈夫なときも、あったかな?

次に、例外を思い浮かべてみます。

  • プーがいても大丈夫なときも、あったよなぁ?

 

同じことを繰り返しているようでも、たまーに、例外のときもあります。

いつもとは違う反応、違う結果が出るとき。

それこそ、固定観念をひっくり返す大事なところ!

 

その例外に、もっと光を当ててみましょう

 

例外のほうを大事にしていくと、無理なくスッとストーリーが書き換わります。

いまだ語られていないストーリーは何か?

「自分は○○だから……」

「○○は○○だから……」

と言うとき、そこには必ず「いまだ語られてないストーリー」も存在します。

例外は、普段は言葉に出てこないのです。

だから、あまり重視できない。

その例外を語ることで、いつものストーリーが変わっていくのです。

問題点と自分とを切り離すことが重要ポイント

問題は、「虫」や「姫」にしてしまおう

「プー」ではなく、「虫」にしてしまうのも、いい。

 

たとえば、「怠け癖がある」という悩みの場合……

  1. 自分のなかに「怠け虫」という虫がいると想定する
  2. その「怠け虫」をいったん自分から切り離す。(文字にする)
  3. 「怠け虫」を目で見ながら、どうすれば怠け虫を退治できるだろうかと考える。

 

自分の中にいる「怠け虫」が悪いのであって、自分が悪いわけではない。

すると、具体的な退治方法が考えやすくなりますね。

 

  • なぜ怠けてしまうのか
  • どうすれば怠けずにすむのか
  • 怠けると何が悪いのか

 

具体的に文字にして書いていくことによって、自分と怠け虫は別者だという感覚がしてきます。

「姫」でもいい

虫ではなく、もっと可愛い名前でもいい。

たとえば、「不安な気持ち」に、「姫」という名前をつけてみます。

不安になるたび、「あ、また姫が暴れてる」と思って姫をなだめてあげるようにすると、自分とは切り離された感覚になる。

 

とにかく。

 

悩みと自分とを一体化させないってことが大事

問題を見つける力を鍛えよう

問題を発見する力は、とっても重要。

偉大な仕事をなしとげた人々の共通点は、問題を見つける能力が長けていたことにあります。

そもそも、仕事=問題解決なので、まず問題を見つけないことには、仕事はできませんよね。

ニッチを見つけるというのも、問題を見つける力です。

その力は、ある日突然、身につくものでもありません。

普段から、そして小さなことから、まずは自分のことから、問題(プー)を見つけることを習慣化していくと、とっても鍛えられます。

 

「プーを探せ!」を習慣化に

 

そうすると、仕事が生まれるかもしれませんよ。

 

問題発見と解決の問いかけについては、こちらでも。

メモ書きゼロ秒思考のメモ書き【問いの立て方3つ】深堀り・多面的・相手の立場

言語化する(=文字にする)ことの効用

「文字」という目に見える形にすると、次のような効果があります。

 

  • 心が安定する:不思議と平穏さが得られる
  • 自制心の強化:自分をコントロールしやすくなる
  • 問題解決能力の強化:解決策が考えやすくなる
  • 責任感の誕生:自分の責任だよなと思える
  • 先入観、価値観の変化:なんか違うんじゃない?と自分で気づきやすくなる
  • 自分自身と問題との分離:問題点は「虫」にして、不安や寂しさは「姫」にして、退治したり、かわいがってみたり。

 

「プー」という名前をつけると、考えやすくなります。

または、桃太郎の鬼退治と、姫をとりこにするイメージで取り組んでみると、楽しくなりますね。

自分の中には、「不安」という「姫」がいる。

外に出してあげよう。

まとめ

  1. プー(問題)を外に出す
  2. 「自分」対「プー」で考える
  3. 例外に光を当てる

 

これが「問題の外在化」。

それは、文字にすることで効果が出てきます。

日頃から、「プーを探せ!」を実行すると、「問題を見つける力」が鍛えられていきます。

そうすると、問題の解決も早くなりますよね。

 

ということで。

 

memo
「原因探し」よりも、「問題探し」

プーを探そう

 

 

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