コミュニケーションのモヤモヤとは……
100%、思い込み!
思い込みをはずすために、自分で前もって言語化しておくことが効果的です。
「世界一シンプルなこころの整理法」(by 赤羽雄二)からご紹介。
コミュニケーションをスムーズにするメモ書き
とにかく、一番大事なのは、次の4つのメモ書き。
4つのメモ書き
- 相手の関心・ニーズは何?
- 相手にどうなってほしい?
- 相手にとって、効果的な言い方・やり方は?
- 相手から見て、自分はどう見える?
この4つを、自分で書いて言語化しておくと、とてもスムーズになります。
書いたことは、わざわざ相手に伝える必要はありません。
前もって、自分のスタンスを決めておくことです。
やってみると、とてもいいです。
相手のニーズは、あくまでも想像でしかありませんが、常に想像を働かせるということは大事。
また、「相手にどうなってほしいか」を自分の中で明確にしておくと、自然と接し方を考えるようになります。
例えば、相手に「もっとポジティブになってほしい」と思った時。
「じゃあ、そのために自分はどう関わればいいだろう?」と考えるようになります。
そうなってもらうために、自分はどういう言葉をかければいいか。
いろいろと考えるようになります。
前もって考えておこう
- どうすれば言いたいことがうまく伝えられるのか
- どういう時、言いたいことがうまく伝わるか
- 言いたいことがうまく伝わらない時、何が問題なのか
- 言いたいことが伝わるか伝わらないかは、相手によるのか
- 自分の説明のしかたはどういう問題があるのか
- もっとゆっくり説明するといいのか
- もっと順序立てて説明すると違うのか
- どこをどう変えると理解してもらえるのか
- 説明がうまい人は誰か、どういう説明をしているか
- 説明がうまい人はいつもうまいのか
- 説明がへたな人は誰か、なぜへたなのか
コミュニケーションの基本7か条
- 上から目線で見ない
- 決して卑屈にならずに接する
- 真剣に関心をもち、相づちを入れながら、最後まで話を聞く
- 質問する
- 相手の知識・理解に合わせて、説明する
- 込み入ったメールをするときは、まずメモ書きをしてから
- メールへの返信は早めに
ただし!
- 嫌いな人なら観察対象
- 悪い相手なら付き合わない
好きなのか、嫌いなのか、悪い人なのか。
付き合い方の見極めは、重要です。
嫌いな人に一生懸命になることは、ないですね。
なお、質問のポイントは次の4つ。
- 事前リサーチが鉄則
- 質問したいことがあっても、まずは相手の話を聞く
- 相手のテンションが上がるような相づちを入れる
- 端的に・直球で・簡潔に聞く
遠慮せずに、なんでも聞いてしまったほうがいいそうです。
まとめ
コミュニケーションのモヤモヤは、ほぼ思い込み。
うまくいかないなら、その思い込みが間違っています。
4つのメモ書きは、自分の思い込みをはずす練習になるので、とっても効果的。
続けてみると、思ってもみなかったことが見方が、自分の中にできていきます。
- 相手の関心、ニーズは何?
- 相手にどうなってほしい?
- 相手にとって、効果的な言い方・やり方は?
- 相手から見て、自分はどう見える?
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