「好きを仕事に!」はウソだった【科学的な適職】仕事選びの7つのタブー

科学的な適職

特に、マジメな人は、次の7点に要注意!

 

間違った仕事選び

  1. 好きを仕事にする
  2. 給料の多さで選ぶ
  3. 業界や職種で選ぶ
  4. 仕事の楽さで選ぶ
  5. 性格テストで選ぶ
  6. 直感で選ぶ
  7. 適正に合った仕事を選ぶ

 

え……、全部やってきた……

 

仕事に情熱を求めたり、天職を求めたりするのは、実は間違いだったという研究結果があるのです。

 

「好きを仕事に!」や「情熱を持てる仕事を探せ!」は、かように多くの実験で否定されたアドバイスであり、人生の満足度を高めるソリューションにはなりません。

「好きを仕事に」の元祖である孔子にしても、結局は望んだ政治の世界で能力を発揮できず、晩年は「海外にでも行こうか……」などと嘆き節を残したのは有名な話です。

(by 科学的な適職)

 

特にマジメな人は、情熱が持てないことで悩んでしまいがち。

でもそれ、ただの固定概念かもしれませんよ。

1.天職は、あなたの前にはない

グロウス・パッションという意識を持とう

「仕事への情熱」とは自分の内にたぎる熱い感情などではなく、「なんとなくやってたら楽しくなってきた」といった感覚から始まる穏やかなプロセスだと言えます。

(by 科学的な適職)

 

このことを、「グロウス・パッション」と呼ぶそうです。

 

グロウス・パッションとは

本当の情熱とは、何かをやっているうちに生まれる(育つ)もの

※もともとない

 

つまり「情熱を持て!」というのは大きな勘違い。

「持つもの」ではなく、「養うもの」だから。

 

グロウス・パッションの逆が、フィックスド・パッション

  • フィックスド・パッション
    • 固定された情熱
    • もともと自分の中にある
  • グロウス・パッション
    • 養われる情熱
    • 自分の中で養育する

 

「情熱」というと、自分の中に固定されているものがあって、それを取り出すイメージがあると思います。

あるいは、「情熱を持て!」と言うように、情熱という物質がどこかにあって、それをつかまなければいけない、というイメージ。

 

だから、マジメな人は「持てない自分が悪い」とか、「自分の中にはない」とか思って、悩んじゃうんですよね。

私もずっと悩んでました。

 

情熱なんて、なくて当たり前。

ただ、養えばいいんです。

 

え? どうやって……?

 

目の前のことに「熱心に取り組む」ことによって。

 

やる気も情熱も、行動の後に出てくる

この言葉も、よく聞くと思います。

 

やる気は、行動しないと出てこない

 

やる気があるから行動するのではなく、行動しているうちに「やる気がわいてくる」というもの。

だから、「やる気を出せ!」も間違いなんです。

 

こんな経験、あるのではないでしょうか。

  • お風呂に入る前は面倒だったけれど、入ってしまったら今度は出たくなくなった
  • 行く前はイヤだったけど、行ってしまったら楽しくなった
  • 日曜日の夜は憂うつだけど、いざ出勤したら調子がよかった

 

つまり、「やる前」に考えても、ダメだということ。

 

「やる気」も「夢」も「情熱」も。

やってるうちに、生まれてくるもの。

「元々あるもの」でも、わざわざ「持つもの」でもないんです。

 

情熱も天職も、後からついてくる

「追い求める」意識が、そもそも間違い

  • 追う」とは
    • 前途にあるものに到達しようとして、進むこと
  • 追い求める」とは
    • 望んでいるものを追いかけて探すこと

 

夢や情熱は、「追い求めるもの」だと思ってた。

 

「追う」も「追い求める」も、「前にあるもの」に対しての行為。

「自分の前に何かがある」と思っているわけです。

 

けれども、そこが間違い。

 

すべては、後ろから、ついてくる。

 

むしろ、前にいるのは「自分自身」。

夢よりも情熱よりも、先に自分がいるのです。

 

だからこそ、「まずはやってみる」。

これがいいのかもしれません。

 

「情熱を持てる仕事」とは、この世のどこかであなたを待っている献身的な存在ではありません。その仕事に情熱を持てるかどうかは、あなたが人生で注いだリソースの量に比例するのです。

(by 科学的な適職)

 

2.柔軟に考えたほうが、幸福度は上がる

たいていのことが、偶然に起きている

天職に就くことができた人の大半は、事前に「人生の目的」を決めていなかった。彼らが天職を得たのは、ほとんどが偶然の産物だったのだ。

(by 科学的な適職)

 

世の中には成功法則があふれていますが。

成功に法則なんて、ないと言います。

 

すべて偶然

 

成功した人の意見を聞くのは面白いのですが、真に受けないほうがいいかもしれませんね。

 

その人に起きた偶然が、自分にも起きるとは限らないんですよね。

 

情熱や目的意識を持つ人は、燃え尽きやすい

もともと産業心理学などの世界では、「仕事に情熱を燃やす人ほど燃え尽きやすい」という事実がよく知られていました。燃え尽き症候群は誰にでも起こり得る現象ですが、なかでも発生率が高いのは、目的意識を持って仕事にのめり込んでいる人なのです。

(by 科学的な適職)

 

これも、「マジメな人ほど」、今までの努力は何だったんだろう……と思いがちですよね。

マジメはいいことですが、そのせいで頭が固くなってしまう副作用も出てきます。

 

何ごとも、ほどほどに。

割り切って仕事している人のほうが成果が出やすいという話もありますよ。

 

やはり、「心の柔らかさ」がポイントなのでしょうね。

 

給料・情熱・天職・強みという固定概念からは、解放されよう

給料や情熱、天職、強みといった既成の縛りから解放され、あたかも自分の可能性が広がったかのような気分になる人が少なくないのです。

(by 科学的な適職)

 

つまり、こういう気持ちが頭と心を固くする

  • 稼がなきゃ
  • 情熱を持たなきゃ
  • 天職を見つけなきゃ
  • 強みを活かさなきゃ

 

肩に力を入れすぎると失敗するように。

もう少しリラックスする必要が、あるのかもしれませんね。

 

もちろん、「どうでもいい」という意味ではありませんよ。

 

「自分が本当にやりたい仕事とは?」や「自分にとってベストな仕事とは?」などと日常的に思い悩むよりは、ある程度まで偶然に身をゆだねたほうが確実に毎日を幸せに暮らせるはずです。

無計画のまま享楽的に生きるのではなく、かといって適職の幻を追い続けるのでもなく、目の前の選択肢についてしっかりと考えたら、あとは人生の流れに身を任せる。これがキャリア選択における「人事を尽くして天命を待つ」の正しい姿です。

(by 科学的な適職)

 

スポーツと同じですね。

ガチガチに緊張しすぎていると、かえって力が出てこない。

プロのスポーツ選手は、本番ではリラックスしています。

 

「好きを仕事に!」とか、「天職を見つけよう!」とか言われると、心がガチガチになってしまうんですね。

 

POINT
  1. 人生は予測不可能なイベントの連続であり、事前の計画どおりに進むことは少ない
  2. キャリアは、事前に細かく決めておくよりも大きな方向性だけを定めたほうがいい
  3. いったん方向性を決めたら、あとは人生に起きた偶然や予期せぬ出来事に柔軟に対応しながらキャリアを積めばいい

 

でも、なぜ「好きを仕事に」って言う人が多いんだろう……

 

答えは、「ビジネスだから」ってことなのでしょう。

3.天職ビジネスは、ただのビジネス

甘いささやきに惑わされないで

それでもこの手のアドバイスが消えないのは、市場規模が大きいという面が大いに影響しているのでしょう。

(中略)

わざわざ夢を壊すようなデータは見せずに甘い言葉をささやき続けたほうがビジネスとしては安定しやすいはずです。

(by 科学的な適職)

 

こんなビジネスが多いですね。

  • 天職アドバイザー
  • 好きを仕事に! 自由に暮らす!
  • 強みコンサルタント

 

もちろん、すべてが間違ってるわけではないと思いますが。

特に、「好きなこと」や「情熱」のない人、そしてマジメな人は、あまり惑わされないほうがいいと思います。

 

「ビジネスだから言ってるんだな」くらいに思っておきましょう。

 

とはいえ、「考えなくてもいい」ということでも、ないようです。

 

キャリアの後悔は人生の後悔

2012年にコーネル大学が1500人の老人に「人生でもっとも後悔したことは?」と尋ねたところ、一番多かったのはキャリア選択への未練の言葉でした。

(中略)

その他にも「友人を大事にしなかった」や「時間を大切にしなかった」「自分の感情を偽って行動した」などの言葉が目につきましたが、いずれも仕事選びへの後悔の数にはおよびません。

(by 科学的な適職)

 

やはり、仕事選びは重要なんですね。

 

「天職」という意味ではなく、自分にもっとも適している「適職」です。

 

「好き」でも「情熱」でもなければ、「給料の多さ」でもない。

「適職」とは、自分が今持っている常識とは、まったく違うところにあるのかもしれません。

だからこそ、大多数の人が、後悔してしまうのでしょう。

 

POINT

自分にとっての「適職」とは、いま考えているものとは、ぜんぜん違うものかもしれない。

「好きなこと」や「天職」という常識をいったん脇に置いて、考え直す価値あり。

 

じゃあ、どうすればいいの?

 

そのための具体的な方法が、この本には書いてあります。

考え方のフォーマットも用意されているので、仕事について考え直したい人は、ぜひ手にとってみてくださいね。

今までとは違ったものが見つかるかもしれません。

まとめ

  • 「好きを仕事に!」「情熱を持てる仕事を探せ!」は、実験で否定されている
  • 情熱は、固定されているものではなく、養っていくもの
    • 日々、グロウス・パッションの意識を
  • 「情熱」も「夢」も「好き」も、後からついてくる
    • 前にいるのは、常に自分
  • リソースを注いだ分だけ、情熱は育っていく
  • たいていのことは偶然の産物
    • 大きな方向性だけを決めて、あとは偶然にまかせる
  • 「情熱」や「目的」を過度に持ちすぎると、燃え尽きやすい
  • 「給料、情熱、天職、強み」という固定概念を捨てる
  • キャリア選びの後悔は、一生の後悔になる

 

さて、「好きを仕事に」するのが、一番の幸せなのかと思っていましたが。

どうやら、それだけではなさそうです。

 

ここからは、私自身の個人的な感想ですが、「好きを仕事に!」だと、なぜ落とし穴にハマるのか? を、考えてみました。

なぜ、「好きを仕事に!」はダメなのか?

「好きを仕事に!」っていう言葉を聞くと、頭の中はこうなりますよね。

  1. 好きだから、やる
  2. 嫌いだから、やらない

 

「二者択一」の世界でしかない。

 

「好きか嫌いか」「いいか悪いか」「効率的か、非効率か」

 

どう考えても、視野が狭そうですよね。

他の視点が、無条件に排除されてしまう。

 

もしかしたら、見てない部分に何かがあるのかもしれない。

  • 嫌いだけど……
    • もしかしたら「好き」につながるかも
    • 今の自分には必要かも
  • 好きだけど……
    • 成果が出ないかも
    • 今の優先事項ではないかも

 

たしかに、「好きを仕事に」でうまくいってる人もいる。

でもそれって、ごく一部の「天才」だったりもします。

 

  • 子どもの頃から、何かに秀でている
  • 妥協しない強さがある

 

しかも、たまたま時代に合ったからという「偶然」の要素が大きい。

 

ならば、今までボーっと生きてきた自分が、「子どもの頃からの天才が、たまたまうまくいった話」をサル真似しても、しょうがないのではないか、と。

 

しかも、目立っている人の華々しい話を聞いて、すぐに「なるほど!」と思ったならば、やはり勘違いである可能性も高そうです。

 

あとは自分自身の価値観に照らし合わせて決めることですが。

あまり外部からの情報に惑わされないほうが、幸せかもしれません。

 

とにかく、悩みすぎないことがポイント。

 

たとえ情熱がなくても、のびのび生きましょう。

常に、「グロウス・パッション」。

「もともとあるもの」ではなく、「育てていくもの」です。

 

 

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